遊戯王デュエルモンスターズGX〜HERO編〜パート3

□第75話【融合VS融合】
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暗い広場の中、二人の男が立っていた。


「最後は、お前が行け」


「はっ!」


「やることはわかっているな?」


「承知です」


「じゃあ、行ってこい」


「了解」
一人の男が消える。



「十代…覇王の心を宿す男。俺は、お前が憎い…。そのために、クローン・エンパイラを立ち上げた。俺一人でな」
仮面をつけた男が仮面を少し外す。

黒い髪の毛、瞳の色はオレンジ色だった。






第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)






GX‐75【融合VS融合】






十代は昼寝をしていた。

眩しい太陽が昇り、綺麗な青空だった。


そして、隣には、更に綺麗な明日香が寝ていた。



「ん……」
十代は目を覚ます。

そして、隣を見ると、明日香の顔が間近にあった。


「明日香」
十代は明日香の体を揺する。


「ん………」
明日香も起き上がる。


「もう起きようぜ?」


「もうちょっと寝かせてよ…」
明日香が十代の胸に顔を落とす。


「もう昼過ぎだぜ」
十代が明日香の頭を撫でて言う。


「わかったわよ」
明日香が目覚める。


そして、立ち上がり、顔を洗う。



「ふ〜、さっぱり」
明日香が顔を洗って言う。

そして、タオルで顔を拭く。


すると、その隙に、十代が後ろから明日香を抱く。


「そんなに眠かったのか?」


「うん…昨日、教師の仕事、夜遅くまでやってたから、その所為で夜は全然、寝てなかったのよ」


「その割には、俺が朝、起きたとき、裸で、俺のとなりに寝てたじゃねぇか」


「………///」


「あれ〜、明日香さん、顔が赤いですよ〜」
十代がからかうように言う。


「ばっ、なってないわー」
明日香が顔を後ろを振り向いた瞬間、十代に唇を奪われる。



「かわいいな、明日香」
十代が唇を離して言う。


「ばか…やり返し」
次は明日香から十代の唇を奪った。
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