遊戯王デュエルモンスターズGX〜HERO編〜パート3

□第73話【最大のライバル】
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眩しい太陽が昇る朝。



「ん…」
明日香が目を覚ました。


明日香は自分の体を見る。


『そうか…私、ついに、十代と…』
明日香が呟く。



「お!起きたか?」
服を来た十代が現れる。


明日香はすぐに体を布団で隠した。


「おいおい、隠す必要ねえだろ…」


「そ、そうだけど…」


「まあ、恥ずかしいのはわかるけどよ…」
十代が言う。


明日香の顔が赤くなる。



すると、十代の横にハネクリボーが現れる。


《クリクリィ》


「お!ハネクリボー、おはよう」


《クリィ》
十代とハネクリボーが言う。


すると、


「見える……」
明日香が呟く。


「え?何が」


「ハネクリボーが…」
明日香は精霊のハネクリボーが見えていた。


「マジ?なんで!?」


「わからないわよ」
明日香が言う。

すると、ハネクリボーが明日香のところに行く。


《クリクリィ》
ハネクリボーは明日香の頭上を回る。



《どうやら、十代の遺伝を伝達されちゃったみたいだね》
明日香の横にユベルが現れる。


「ユベル!?」


「お前、何か知ってるだろ?」
明日香と十代が言う。



《そりゃあ、知ってるよ。だけど話さない》


「なんでだよ?」


《なんでも。だけど知りたいんだったら…》


すると、部屋中に精霊たちが現れる。


《僕たちの前でキスして見せてよ》



「なに、その条件……?」
明日香が言う。


《ほら早くやって見せてよ》


「もう」
明日香が言う。

そして、十代が明日香に近づく。


「悪いな…明日香」


「謝らないで、私はもうあなたのもの」


そして、2人は精霊たちが見ている中でキスをする。






第2OP Precious Time,Glory Days(サイキックラバー)







GX‐73【最大のライバル】






十代は封筒を持っていた。


十代は封筒の中から手紙を出し、黙読する。


『久しぶりなんだな、十代。幻のE・HERO集めご苦労さん。まだまだ、クローン・エンパイラのやつとデュエルしなきゃいけないけど、気張るんだな。それで、少しでも十代の力になりたいと思って、カードを数枚同封したんだな。使ってもらえたら嬉しいんだ。前田隼人より』
手紙にはそうかかれていた。


そして、十代はカードを取り出す。
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