遊戯王5DX

□第1話【伝説、再び】
1ページ/4ページ


砂漠が広がるエジプトの中、1人のデュエリストが、デュエルをしていた。

「お前たちは何者?」

デュエルをしながら、相手数人に話す遊戯。

「私たちはお前たちの命を狙うもの。ただそれだけだ」
数人の1人が答えた。

「お前たち?」

「そう。お前だけでなく、未来でお前を引き継いだものたち、十代と遊星もだ」

「十代君と遊星君が!?」
遊戯はびっくりした。
「今頃、2人はどうなっているかな?」



――……――



時空は未来

ゴ!ゴ!ゴーー!
周りは火の海。その中、1人の青年が走っていた。
そこにいるモンスター”ダークキメラ”が青年に目掛けて爪で攻撃してきた。

「おっと!あぶねえな!」
青年はかわした。

《大丈夫かなニャー!十代君!?》
「あぁ!大丈夫だ。ったく、一体どうなってやがる。これだけのモンスターを実体化させやがって!」

十代がそういうと、横に”ユベル”が現れ指を指して、
《十代、あそこを見ろ!》

「っ!!」

十代がユベルが指指したところを見ると数人マントをかぶった人がいた。

「お前たちか!これだけののモンスターを出しているのは!しかも、モンスターを実体化させやがって!何者だ」
「遊城十代。精霊を自在に操れる2代目キング・オブ・デュエリスト」
「2代目キング・オブ・デュエリストだと!?」
十代は驚いた。

《十代君のことニャ!?》大徳寺も驚いた。

「貴様は、遊戯そして遊星と同じキング・オブ・デュエリスト。邪魔な存在。ここで排除させてもらう。」
「っくそ!」



――……――



時空はまた未来

仕事の関係で”サテライト”の”旧モーメント”に訪れてた。不動遊星。その前に現れた謎の男たち。

「なんだ!?貴様たちは!?」

「不動遊星。絆を大事にするデュエリスト。そして、遊戯、十代に引き継ぐ3代目キング・オブ・デュエリスト」
「何のことだ」
遊星は謎に思った。

「貴様は世界に不必要な存在。ここで消えてもらう」
といい、ディスクを構えた。

「くそ!」
遊星もディスクを構えた。

「「デュエル!」」


第1OP shuffle(奥井雅美)



TURN‐1【伝説、再び】


「うわー!」

遊星がデュエルで1人を倒した。その瞬間、敗北した敵が一瞬で消えた。遊星はびっくりした。

「はーっ!はーっ!どういうことだ!しかも、ダメージが実体化してた」

「当たり前だ。今のデュエルは、敗北した方が死ぬ”死のデュエル”」

「死の…デュエル!?」

遊星はびっくりした。

「っ!!」

そして遊星は左膝を地面についた。どうやら相当のダメージがあるようだ。

「このままデュエル…と、行きたいところだが、止めておこう」

「何!!」
「一つ警告しとく。貴様たちの命を狙っているのは、我々だけじゃない。それだけ伝えておくぞ」といい、男たちは遊星に背中を向けた。

「待て!」

だが、もう男たちはいなかった。



遊星が、立ち上がろうとするが、少しふらつく。

「まずい。このままでは、遊戯さんと十代さんが危ない。速く過去へ行きたいが、どうやって」

遊星は悩んだ。前、時空を超えたときは赤き竜の力があったからできたこと、だが今の遊星にはもうその力がなかった。

「くそ!どうすればいいんだ!」

遊星は思い切って壁を殴った。このままでは遊戯さんと十代さんを助けられない。

「方法はないのか…」

遊星が諦めかけたそのとき、
旧モーメントが、速くプラス回転し始めた。

「なんだ!?」

遊星が謎に思い空を見ると、”赤き竜”らしきものが上空にいた。遊星は急いで、上へ上がり空を見た。間違いない赤き竜だ。

「赤き竜!!」
遊星はそういい、自分の背中を見ると、赤き竜の痣が浮かんでいた。

「赤き竜よ。また俺、いや俺たちに力を貸してくれるか?」
といい赤き竜が吠えた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ