遊戯王5D’s〜外伝〜
□第2話【開幕!!ネオ童実野シティカップ!】
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「ゾラさん?遊星、知りませんか?」
アキが聞く。
「遊星に会いに来たのかい?」
「はい、みんな久しぶりにシティに帰ってきたから」
龍可が言う。
「そうだったの。でも、遊星ちゃん、ここ1週間、帰ってきてないのよ」
ゾラが言う。
「え?」
龍亜が言う。
「ここ1週間と言うより、あまり帰ってくるのが少なくてね。仕事が大変なのはわかるけど、食事とか睡眠とかとってるか心配なのよ」
ゾラが言う。
「そうなのか…」
クロウが言う。
すると、ゾラは時計を見る。
「あら、ヤダ!もう、こんな時間。すまないね。私、これから用事があるから。遊星ちゃんに会ったら宜しく伝えておいて」
ゾラが家に戻る。
「どうする?」
「ふん、答えは一つ。研究所まで行くまでだ!」
クロウとジャックが言う。
そして、5人は海馬コーポレーションにある研究所に行った。
アキが代表して受け付けで、遊星のスケジュールを受け付けの女性から聞く。
「遊星チーフですね。少しお待ち下さい」
受け付けの女性の人が言う。
そして、数分後、アキは、みんなが座っているロビーのソファーに来た。
「どうでした?」
龍可が聞く。
アキは首を振る。
「話せそうにないわ。ミーティングや、資料のまとめ。それに、その他もろもろの仕事がいっぱいあるみたいだから」
「遊星、体、大丈夫かな?」
龍亜が言う。
すると、そこに
「ジャック?クロウ?」
「アキ?」
一人の男と女が来た。
「鬼柳!」
「ミスティ!?」
クロウとアキが言う。
「おー、久しぶりだぜ。元気にしてたか?」
「当たり前だ!」
ジャックが言う。
「アキも元気そうね」
「ええ、それより、何で2人が?」
「あら?遊星くんから聞いてないの?私たち、結婚を前提に付き合ってるのよ」
ミスティが言う。
「「えぇぇ」」
龍亜と龍可が驚く。
「一体、いつから!?」
クロウが聞く。
「3年前ぐらいだぜ?遊星には電話で言ってたんだが」
「あいつ、手紙などでは教えなかったぞ」
ジャックが言う。
「きっと書きづらかったのね」
ミスティが言う。
「それより、どうして2人が?やっぱり、遊星?」
龍可が聞く。
「ああ、俺も大会に出るから、この街に来たんだ。だから、遊星に会いに来たんだが、その様子だとダメみたいだな」
「ああ、仕事が詰まってみたいだってよ」
クロウが言う。
そして、みんなは外に出る。
「遊星の名前は参加名簿になかったな」
「ああ、招待はされたと思うがな…」
「断ったんだろ」
鬼柳、クロウ、ジャックが言う。
すると、そこに
「「ジャックー」」
2人の女性が近づいてきた。
それはジャックを永久に愛するカーリーとステファニーだった。
「お前ら!」
「ジャック!久しぶり!」
「ジャック、変わらなーい」
「ええい!お前たちに言われたくないわ!」
カーリー、ステファニー、ジャックが言う。
「じゃあ、明日の開会式でね」
「じゃあな」
ミスティと鬼柳が行く。
「ええ、また、明日」
「さよなら」
アキと龍可が言う。