遊戯王5DX PART6

□第135話【E・HEROの底力】
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12ターン
十代
LP900
ジース
LP2600


「俺のターン!」
ジースがカードをドローする。

「ディアボロス!スパークマンに攻撃!」
ディアボロスが攻撃する。

「スパークマン…」
十代が呟く。

「そして、この瞬間、手札から速攻魔法’闇のつかみ’を発動!自分フィールド上の闇属性モンスターが相手モンスターを破壊したとき、墓地からマジックカード1枚を手札に加える。俺が手札に加えるのは、勿論、’闇の弓’…」
ジースは墓地からカードを回収した。

「ターンエンドだ」
ジースのターンが終了した。

「十代、例え、守備モンスターを出しても、闇の弓の効果さえ、あれば、貫通ダメージで、貴様の負けだ!」
ジースが言う。


すると、

「そうだな…だが、ジース、お前に次のターンはない…」
十代が言う。

「…なんだと?」
「このターンで、お前は俺を倒せなかった。その時点、俺の勝利は100%だ!」
「ここに来て、嘘をつくな!」
「嘘じゃない!何故なら、俺は絶対に負けられないからだ」
十代が目を閉じる。

「何故なら、俺には仲間がいる。俺を待ってくれる仲間がな!」
十代が目を開く。






その頃、明日香は、十代からもらったネックレスを見ていた。





そして、デュエルは、





「今、このデュエルに終止符をうつ!」






13ターン
十代
LP900
ジース
LP2600


「俺のターン!」
十代がカードをドローしようとするが、

「ディアボロスの効果だ!デッキの一番上のカードを見せろ」
十代はデッキの上のカードを見せた。

十代が見せたカードは装備魔法’ネオス・フォース’だった。

「そのカードは一番下だ!」
ジースが言う。
十代は、そのカードをデッキの一番下にして、カードをドローした。

「無意味なことだぜ」
十代が笑って言う。

「何!?」
ジースが驚く。

「フッ…トラップ発動!’元素の底力’!自分の墓地からE・HEROを任意除外し、除外したモンスターの攻撃力を合計した数値以下の攻撃力を持つ融合モンスターを融合デッキから特殊召喚する!」
十代は墓地から3枚のカードを取り出す。

「俺はスパークマン、エアーマン、レディ・オブ・ファイアを除外。この3体の攻撃力を合計した数値は4700。よって、融合デッキから攻撃力4500の’ザ・パーフェクト・ユニバース’を特殊召喚!」
十代のフィールドに融合モンスターが現れる。


ザ・パーフェクト・ユニバース
レベル12 戦士族
攻撃力4500
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