遊戯王5DX PART5

□第117話【悪夢のパーティー】
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その頃、杏子、明日香、アキの方は…


「遊戯たち…まだかな?」
「手洗いに行ったきり、戻って来てないし…」
「まさか、何かあったんじゃ…」
杏子、明日香、アキが言う。


すると、後ろから3人の男が現れる。


「やぁ、彼女たち」
1人の男が声をかける。

杏子たちは後ろを振り向いた。

「この後、暇?」
「だったら、この後、俺らと一緒にどっか行かない?」
男たちが言う。


杏子、明日香、アキは男たちを見て、言う。


「ごめんなさい。私たち、これから用事があるの」
「だから、諦めて」
杏子、明日香が言う。



「そんな固いこと言わないでさ。ね?」
男たちはしつこかった。


すると、アキが遊星たちが来たのに気づいた。

「杏子さん、明日香さん」
アキが2人を呼び、遊星たちの方を指さす。

すると、


「遊戯!」
杏子が遊戯の腕にくっ付く。

「杏子!?」
遊戯は少し驚いた。

そして、明日香とアキも、十代と遊星の腕にくっ付く。

「明日香!?」
「どうした?」
十代と遊星が言う。


すると、ナンパしてきた男たちが、

「チッ、男連れかよ」
「つまんねぇな」
「行こうぜ」
そう言うと、6人の前から立ち去った。


「ふ〜、助かった」
杏子が一安心した。


「何があったの?」
遊戯が聞く。

「しつこいナンパよ。もう、遊戯たちがどっか行くから」
杏子が頬を膨らませて言う。


「そうなのか?」
遊星がアキに聞く。

「うん」
アキが頷く。


「それは、まあ悪かったな」
十代が謝る。

「もういいわよ」
明日香が言う。




すると、そのとき、



「いやー、まさか、あんな人たちまで来てたなんて、思いませんでした。すいません」
6人の後ろから1人の男が現れる。


「あなたは…」
「ガルイン、社長」
遊戯と遊星が言う。



「これはこれは、名前を覚えていてくれて、とても光栄だ」
ガルインが言う。


「そうだ。これも何かの縁です。もしよろしければ、私と少し話しをしませんか?」
ガルインが誘って来る。

「遊戯?」
杏子が言う。


「時間もあるし、いいですよ」
遊戯が許可する。


「それは良かった。さぁ、向こうの部屋に行きましょう」
ガルインが手を差し伸べた方にみんなは進む。
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