遊戯王5DX PART4
□第71話【ジャスティス・マジシャン】
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11ターン
遊戯
LP3500
遊星
LP1100
吉良
LP2700
「俺のターン!」
遊星がカードをドローする。
『フィールド魔法の効果で、俺たちのモンスターは全てアンデット族になる。下手にシンクロモンスターを出せば、レッドアイズ・アンデット・ドラゴンの効果でコントロールが奪われる』
遊星はモンスターを召喚する。
「’ジャンク・チェンジャー’を守備表示で召喚!」
ジャンク・チェンジャー
レベル3 機械族
守備力900
「カードを2枚伏せ、ターンを終了する」
遊星のターンが終了した。
『今は耐えるしか』
遊星が呟く。
12ターン
遊戯
LP3500
遊星
LP1100
吉良
LP2700
「俺のターン」
遊戯がカードをドローする。
「’キングス・ナイト’を攻撃表示で召喚!」
遊戯の場にモンスターが現れる。
キングス・ナイト
レベル4 戦士族
守備力1400
「キングス・ナイトが召喚に成功し、自分の場にクィーンズ・ナイトがいるとき、デッキから’ジャックス・ナイト’を特殊召喚する!」
遊戯は更にモンスターを召喚する。
ジャックス・ナイト
レベル5 戦士族
守備力1000
「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
遊戯のターンが終了した。
『レッドアイズ・アンデット…。厄介なモンスターだな』
遊戯が呟く。
「2人とも、慎重だね」
「当たり前だ。下手に上級モンスターを出したら、このデュエル、負ける」
パティと、風馬が言う。
13ターン
遊戯
LP3500
遊星
LP1100
吉良
LP2700
「俺のターン!」
吉良がカードをドローする。
「マジックカード’孤独のカード’!手札が、このカード1枚だけのとき発動することができる。カードを3枚ドローする!」
吉良は3枚カードをドローする。
「いいカードを引いた…」
「?」
「マジックカード’攻め方変更’を発動!相手モンスターの表示形式を全て変更する!」
遊戯と、遊星のモンスターの表示形式が全て変更した。
グレムリン
守備力1400→攻撃力1300
ジャックス・ナイト
守備力1000→攻撃力1900
クィーンズ・ナイト
守備力1600→攻撃力1500
キングス・ナイト
守備力1400→攻撃力1600
ジャンク・チェンジャー
守備力900→攻撃力1500
「くそ、俺たちのモンスターの表示形式が…」
遊戯が言う。
「攻撃する前に、邪魔なカードを破壊するか…マジックカード’サイクロン’!遊星の伏せカードを1枚破壊する!」
遊星にサイクロンが向かう。
『マズい!今、このカードが破壊されたら!』
遊星はもう終わったと感じていた。
が、
「カウンタートラップ’マジック・ジャマー’を発動!手札を1枚捨て、サイクロンの効果を無効にし破壊する!」
サイクロンが消えた。
「くっ…」
「助かりました遊戯さん」
「ああ、だが油断するな」
遊戯が遊星に言う。
「ブラック・フェザー・ドラゴンで、ジャンク・チェンジャーを攻撃!」
ブラック・フェザー・ドラゴンが遊星のモンスターに襲いかかる。
が、
「トラップ発動!’ジャンク・シールド’!1度だけ、モンスターからの破壊を守り、ダメージを相手に移す!」
ジャンク・チェンジャーの前にシールドが出て、攻撃を跳ね返す。
「ぐっ…」
吉良
LP2700→1400
「だが、俺にはまだ、レッドアイズ・アンデットの攻撃が残っている!行け、レッドアイズ・アンデット!デッド・ギガ・フレイム!!」
ジャンク・チェンジャーに攻撃が向かう。
「トラップ発動!’チェーン・ダッグ’!チューナーモンスターが破壊されるとき、自分が受ける戦闘ダメージを0にし、デッキからチューナーモンスター1体を墓地に送る!」
遊星はデッキからカードを墓地に送った。
「チッ…カードを1枚セットし、ターンエンド」
吉良のターンが終了した。