遊戯王5DX PART4
□第69話【使者からの猛攻】
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その頃、遊星の方は、
1ターン
両者
LP4000
「俺のターン!」
遊星がカードをドローする。
「チューナーモンスター’ロード・シンクロン’を召喚!」
遊星の場にチューナーモンスターが現れる。
ロード・シンクロン
レベル4 機械族
攻撃力1500
「そして、カードを1枚セットして、ターンエンド」
遊星のターンが終了した。
「それが噂のチューナーモンスター…。だが、シンクロ召喚というものをしないとは、まだコマが揃っていないか…」
ミスターTが言う。
2ターン
両者
LP4000
「私のターン」
遊星と戦っているミスターTがカードをドローする。
「’ダーク・アーキタイプ’召喚!」
ミスターTは早速、このモンスターを召喚する。
ダーク・アーキタイプ
レベル4 悪魔族
攻撃力1400
「そして、カードを1枚セットして、ターンを終了する」
ミスターTのターンが終了した。
「ふふふ……」
その頃、遊戯のデュエルは2ターン目を迎える。
2ターン
両者
LP4000
「私のターン」
遊戯とデュエルしているミスターTがカードをドローする。
「私は’ダーク・アーキタイプ’を召喚!」
ミスターTはモンスターを召喚する。
ダーク・アーキタイプ
レベル4 悪魔族
攻撃力1400
『今だ!』
遊戯は伏せたカードを発動する。
「トラップ発動!’ナチュラル・セレクション’!相手フィールド上にいるモンスターのコピーを召喚し、そのモンスターを破壊する!」
ダーク・アーキタイプのコピーがミスターTの場に現れ、ダーク・アーキタイプが破壊された。
「勿論、そいつには効果はないぜ」
「うまい!これなら、ダーク・アーキタイプの効果が発動することはない」
アーサーが言う。
「では、速攻魔法’速攻召喚’!」
「!」
「このターン、もう1度通常召喚を可能にする!私は’ダーク・サイコ・アイ’を召喚!」
ミスターTの場に別のモンスターが現れる。
ダーク・サイコ・アイ
レベル3 悪魔族
攻撃力400
「あのモンスターは!」
オブライエンが言う。
「ダーク・サイコ・アイで、暗黒のドラゴンを攻撃!」
「攻撃力は、そっちが低い!破壊されて効果が発動するモンスターか!」
遊戯が言う。
そして、ダーク・サイコ・アイが逆に破壊された。
ミスターT
LP4000→2900
「まずい!ダーク・サイコ・アイは破壊されたとき、相手モンスターのコントロールを得る、最悪な効果を持っている!」
オブライエンが説明する。
「その通りだ、私はキミのモンスターをエンドフェイズまでいただく」
遊戯の暗黒のドラゴンがミスターTのフィールドに行った。
「くっ…」
「これでキミのフィールドはがら空き、行け、暗黒のドラゴン!ダーク・アーキタイプ!」
暗黒のドラゴン、ナチュラル・セレクションで特殊召喚されたダーク・アーキタイプのトークンが遊戯に攻撃する。
「ぐわっ」
遊戯
LP4000→1100
「遊戯!」
「ライフを一気に!」
杏子と双六が言う。
「私はカードを1枚セットして、ターンエンド」
ミスターTのターンが終了した。
「だが、ダーク・サイコ・アイの効果が切れ、暗黒のドラゴンは俺のフィールドに戻って来る。更に、ナチュラル・セレクションで特殊召喚されたトークンは召喚されたエンドフェイズで破壊される!」
ダーク・アーキタイプのトークンが破壊され、暗黒のドラゴンが遊戯のフィールドに戻って来る。
『まさか、あんなモンスターまで持っていたとはな』
遊戯は心の中で呟く。