遊戯王5DXAL 1st
□第21話:『開眼!セカンドステージ VS 最上刀衆の1工』
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闇川:「はあ!」
ゼルダ:「ふん!」
闇川の刀をナイフで受け止めるゼルダ。
さっきから、闇川は、攻撃を仕掛けるが、全てゼルダはナイフで受け止めている。
闇川:「はぁ、はぁ、くそっ…何故、斬れない」
ゼルダ:「さっきも言ったはずだ。貴様の刀からは覚悟が感じられないと」
闇川:「覚悟だと…」
ゼルダ:「そうだ。刀を握る覚悟だ」
闇川:「俺にも、覚悟はある!戦う覚悟がな!」
闇川が、高速移動した。まるで、忍者だ。
闇川:「はあ!」
闇川が刀から黒い斬撃を放つ。
しかし、ゼルダは、それを躱す。
六十郎:「闇川…」
鉄男:「さっきから手も足も出ていないじゃないか…」
小鳥:「あの人に弄ばれている感じだわ」
みんなが、二人の戦いを見て、闇川の不利を確信する。
剣代:「闇川は、さっきから攻撃をしているが、それをゼルダは全て、受け止めている。そして、何より、ゼルダは、まだ自分から仕掛けていない」
慎也:「あぁ、ゼルダの奴。完全に、闇川をバカにしている」
剣代:『何を考えているんだ、闇川』
闇川の動きを見て、何かを思う剣代。
二人のぶつかり合いは、まだ続くのであった。
第2OP『Jungle P《5050》』
第21話:『開眼!セカンドステージ VS 最上刀衆の1工』
慎也:『俺が、ゼルダに初めて出会ったのは、もう40年も前になる。ある任務で、小さな街に入った俺は、街を制圧していたテロリストを排除する役目を仰せつかった。だが、新米だった俺は、5人の相手に囲まれ、追いつめられてしまった。そんなときだった。奴が現れた」
慎也が昔のことを思い出す。
新米で、敵に追いつめられたとき、命を諦めかけた、そのとき、奴は、俺の前に現れ、その手に持つ剣で、テロリスト5人を一掃した。
慎也:「お前は…」
ゼルダ:「力もないのに複数の敵を相手にするとは、なかなかの根性だな」
慎也:「うるさい。貴様、何者だ?フロンティアに関係するものじゃねえだろ」
ゼルダ:「フロンティア?大組織のか。なるほど、俺の敵ということか」
ゼルダが、慎也に剣先を向ける。
慎也:「!!?」
ゼルダ:「俺は、大組織サイファーの勢力・天下八大王の一人、ゼルダ・ウルフィアス」
慎也:「世界勢力の一つ”天下八大王”の一人だと…!」
ゼルダ:「貴様に、覚悟はあるのか!」
ゼルダが刃を、慎也に向け、攻撃に出る。
慎也は避けた。
慎也:「こんなときに、どうして、サイファーの世界勢力と!」
慎也が実体剣を出す。
ゼルダの剣を受け止める。
ゼルダ:「ほお、俺の刃を真正面から受け止めるか」
ゼルダは一度、距離を取る。
ゼルダ:「ならば、これは受け止められるか!」
ゼルダが、その剣から、巨大な斬撃を出す。
慎也はすぐに避けた。
後ろにある崩壊しそうなビルが、スッパンと斬れた。
慎也:「なんて、切れ味だ」
慎也が斬れたビルを見て驚く。
ゼルダ:「次は、当てる!」
ゼルダが、再び、巨大な斬撃を出す。
そのまま、慎也に斬撃が接近する。
しかし、そこに、小さな女の子が現れた。