遊戯王5DX PART5
□第117話【悪夢のパーティー】
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1人の男がタキシードを着る。
「遂に、今日か…」
男が呟く。
「彼は来るだろうか…いや、来るな…」
男がにやける。
第13OP 明日への道〜Going my way!!〜 (遠藤正明)
TURN‐117【悪夢のパーティー】
遊戯たちの目の前には大きな会社の建物があった。その建物はビルではなく屋敷のような感じで、ゴウジャスな庭に、周りは大きな壁で覆われていた。
「ここだね…」
開いた門の前で言う遊戯。
「遊戯さん?」
十代が呼ぶ。
「ん?」
遊戯が言う。
「俺たちはともかく、…」
「なんでアキたちまで?」
遊星が後ろにいた杏子、明日香、アキを見る。
「ダメだったかしら?」
アキが聞く。
「いや、ダメではないが…」
「危険かもしれないぜ?」
遊星と十代が言う。
「覚悟はしているわ」
明日香が言う。
「3人とも、こう言ってるし、いいんじゃないかな」
「わかりました」
遊戯と十代が言う。
「じゃあ、入ろうか」
遊戯が言うと、6人は門をくぐり中に入る。
その頃、ホテルで留守番しているみんなは…
「いいな〜、十代様と明日香先輩、パーティーに行けて」
「己、十代、天上院くんに迷惑かけてなければいいが…」
「2人とも焼き餅妬いてるッス」
レイと万丈目、翔が言う。
「杏子もいいな…ダーリンと一緒に行けて…」
「我慢しなさいレベッカ。別に遊びに行ってるわけじゃない」
レベッカとアーサーが言う。
「でも、パーティーなんて羨ましいわ、行けて…」
「そうですね…」
深影と牛尾が言う。
「今頃、6人は何をしているんだろうね」
吹雪が言う。