遊戯王5DX PART4

□第80話【最強帝降臨】
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「ドラゴエクィテス!雷帝ザボルグに攻撃!スパイラル・ジャベリン!」
ドラゴエクィテスがザボルグにスピアを投げ破壊する。

「くっ…」


アルヴィン
LP2800→2000


「だが、この瞬間、トラップ発動!’皇帝の痛み’!帝が破壊されたとき、相手に800ポイントのダメージを与える!」
「無駄だ!ドラゴエクィテスが場にいる限り、効果ダメージは相手が受ける!ウェーブ・フォース!!」
ダメージが相手に移る。

「ぐわっ!」


アルヴィン
LP2000→1200


「カードを1枚セットし、ターンエンド」
遊星のターンが終了した。


『奴のデッキには、どんなモンスターがいるんだ?』
遊星が呟く。





第8OP BELIEVE IN NEXUS(遠藤正明)





TURN‐80【最強帝降臨】




デュエルは遊星が押していた。


「流石…と、言うべきか…」
アルヴィンが呟く。

「?」

すると、アルヴィンは通信機を通して、観覧席と通信する。




『この会社の社員は、この真下にある階の部屋にいる』
それを言い残し、通信が切れた。

「なんだ?あいつ、いきなり社員の居場所を教えやがって?」
本田が言う。

「僕が行ってくるよ。みんな遊星くんを応援してて」
遊戯が言う。

「わかりました」
「気をつけて」
十代と杏子が言う。

「うん」
遊戯は観覧席を後にした。





「何故、社員の居場所を教えた?」
遊星が聞く。

「ご褒美だ」
アルヴィンが笑って言う。

「デュエルを続ける」
アルヴィンが言う。




7ターン
遊星
LP2250
Sc6
アルヴィン
LP1200
Sc4


「私のターン!」
アルヴィンがカードをドローする。

「私は’光帝クライス’を召喚!」
アルヴィンはテキストを改竄したクライスを召喚する。


光帝クライス
レベル6 戦士族
攻撃力2400


「クライスが召喚に成功したとき、フィールド上のカード2枚を破壊する!私は貴様のモンスターと、伏せカードを破壊する!」
「ドラゴエクィテスの効果発動!墓地のスターダストを除外して、ドラゴエクィテスをスターダスト・ドラゴン扱いとして、スターダストの効果を得る!」
ドラゴエクィテスにスターダストの力が託された。

「ドラゴエクィテスの効果発動!このカードをリリースすることで、破壊効果を無効に破壊する!ヴィクティム・サンクチュアリ!!」
ドラゴエクィテスがフィールドから消え、クライスが破壊された。

「やはり、そう来たか!だが、それを待っていたぞ!」
「何!?」
「私は手札からトラップカード’皇帝の逆襲’を発動!」
アルヴィンは手札からトラップカードを発動した。

「何!?手札からトラップカードを!」
遊星が驚く。

「皇帝の逆襲は、フィールドの帝が破壊されたとき、手札から発動できる!このカードにより、手札とデッキから、それぞれ帝モンスターを効果を無効にして特殊召喚する!現れろ!’風帝ライザー’!」
アルヴィンは手札からモンスターを召喚した。

「’闇帝ディルグ’!」
デッキからもモンスターを召喚した。


風帝ライザー
レベル6 鳥獣族
攻撃力2400


闇帝ディルグ
レベル6 悪魔族
攻撃力2400


アルヴィンの場に3体の帝が並び立つ。





「マズいドン!どれか1体の攻撃でも受けたら負けるドン!」
剣山が言う。


「遊星」
アキが言う。
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