遊戯王5DX PART4

□第78話【想いがこもったカード】
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遊戯たちは、アルヴィンに会うため、先に進んでいた。

『この先に、アルヴィンが…』
遊星が心の中で呟く。

『待っていろ。お前は、俺が倒す!』





第8OP BELIEVE IN NEXUS(遠藤正明)





TURN‐78【思いがこもったカード】





その頃、アルヴィンは、


「もう少しで、私の番が来る…。このデッキを試すときが来たのだ」
アルヴィンは手に持っていたデッキを握る。

だが、いきなり画面を見る。

「?」
アルヴィンが見た画面には1人の男がいた。

「そういえば、まだこいつがいたな…。まあ、いい、どれほどの力か見せてみろ」
アルヴィンが部屋を後にする。






そして、遊戯たちに方は、もう少しでアルヴィンのいる場所にたどり着くところだった。


「もう少しだ!みんな」
遊戯が言う。

そして、みんなは先を急いだ。

しかし、

「!?」

扉の前に1人の男が腕を組んで待っていた。

「ここから先を倒すわけにはいかない」
男が言う。


「アルヴィン…ではなさそうだな」
十代が言う。

「俺の名前はシルバー。この会社の副社長を勤めている」
男が名前を名乗った。


「なるほど、じゃあ、社長は、その奥にいるってことか?」
「そうだ。俺を倒したら、ここを通してやろう」
十代と、シルバーが言う。



「なんなら、2人でも構わんぞ」
シルバーが言う。


「言ってくれんな。なら、俺が行こう」
遊戯が前に出る。

遊星も前に出ようとしたが、

「待て、遊星」
十代が止める。

「十代さん?」
「ここは、俺が行く。お前は、アルヴィンとのデュエルが残っているだろ」
十代が言い、前に出る。


「お前たち2人が、相手か?」
シルバーが聞く。


「ああ、ダメか?」
十代が聞く。


「ふん…初代キング・オブ・デュエリストの武藤遊戯…そして、2代目キング・オブ・デュエリストの遊城十代」
シルバーは2人を見る。

「歴史上でも、お前たち2人がダッグを組めば、最強とも言われたダッグチーム…相手にとって不足はない!」
シルバーがデュエルディスクを起動させた。


「そいつは、どうも」
十代もデュエルディスクを起動させた。

「行くぞ」
遊戯もデュエルディスクを起動させた。


「「「デュエル!」」」
3人のかけ声でデュエルがスタートした。


「頑張れ、遊戯!」
「そんな奴、すぐに叩き潰せ!」
舞と本田が言う。

「十代、頑張るんだな」
「十代ちゃん、頑張れ」
隼人とトメが言う。
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