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□甘いヒトトキを・・・・
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※同棲中※











早朝、珍しく向日先輩が早起きしてた。

「うぅ・・・・・失敗した・・・・・・もう一回・・・・」

「何してるんですか・・・・?」

「うわ!!!ひよ・・・・・・ 別に何もしてねーよ・・・・
それより朝飯作ったから、食べてろよ」

「気になりますね・・・・・・」

「な・・・・なんなんだよ・・・・・うわぁ・・・う〜〜っ///」

日吉は目の前のキッチンで作業してる岳人を抱きしめフッと耳に息を吹きかけた

「あんたが俺に内緒で何かするってたいてい良くないことだからな・・・・・」
「ん〜〜////やめ・・・//お願い・・・良くないことじゃないからぁ〜・・・ 今日だけ・・・・・」

「はぁ・・・・仕方ないですね・・・・」

日吉は岳人を離した

「日吉・・・・今日どこか出かけてほしい・・・」

「なんで?」

「お願い!」

「全く・・・・・わかりました」

「ありがとう!夕方ぐらいに帰ってこいよ!!」














「あ・・・・・もう6時か・・・・・そろそろ帰るか」

日吉は岳人の必死なお願いを聞いて昼前ぐらいから18時まで本屋で立ち読みをしていた




「日吉お帰り!!ここに座って!!」

「はぁ・・・・なんなんですか一体」

「えへへ///まずは夕飯だろ!」

そう言うと岳人はたくさんの皿を並べた
なぜかその中の一つは
ぬれ煎である

「なんですかこれ・・・」

「ンフフ///今日何の日か知ってるか??」

「今日・・・・12月5日・・・・・って・・・・あ!・・・」

「思い出したか?」

「俺の誕生日・・・・・」

「正解!!!お誕生日おめでと〜う!」

「あ・・・・・ありがとうございます・・・・覚えててくれてたんですね・・・・もしかして俺が誕生日だから今日早起きしてご飯作ってくれたんですか?」

「そうだぜ!今日はひよの特別な日だからな!じゃあ食べようぜ!」




「お腹いっぱいです」

「うまかったか?」

「はい。とても」

「よかった!じゃあ、次はこれ・・・・これいっぱい失敗しちまった・・・・でも何回も焼き直して作ったんだ」

「これ・・・・ホールケーキじゃないですか・・・・だからあんなに必死に俺を外に出したかったんですか・・・?」

「うん・・・・なんか恥ずいじゃん・・・・見られたら///」

「チョコレートケーキなんですね」

「うん。普通の生クリームより胃もたれとかしにくいし、ひよ甘い物苦手だからビターチョコにして甘さを抑えたから・・・・」

「ありがとうございます・・・・すごくうれしい・・・」

「よかった・・・!!なぁ!!食べてみて!!!」

「はい。」

モグモグ・・・・

「どうだ?」

「・・・・まずい・・・」

「え・・・・・・・だよな・・・・
俺料理苦手だ「まずいわけないじゃないですか・・・・・・」

「!!!・・・・よかった・・・・日吉に喜んでもらえた・・・・・///」

「俺もあんたに答えないとね・・・・・」

「え・・・・?」

「今夜・・・楽しみにしてて・・・・・」

「あ・・・////うん////」

日吉は恥ずかしがっている岳人の頬にチュッとキスをした・・・・



その日の夜
二人は今まで以上の愛を確かめたそうな・・・・・・

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