短編

□結局繋がってる
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「あっれー、なあ俺の服どこ?」

「知らねぇよ。だから表に書いとけって言ったじゃねーか」

「銀時、あれじゃない?」

「おー、あったあった」

「ギャァァァ!それはあたしの荷物!アンタのはあっち!」

「なまえは清楚系か」

「へェ。白のレースねェ」

「ちょっ、見ないでよ!つか触るな変態!」

「にしても数が少ねぇなァ。今度買い行くか」

「はあ?少なくないし、なんで晋助に!?」

「いいね。いつ行く?」

「明日は?」

「バイトないしオッケー」

「ちょっと銀時まで何言って」

「俺ァ色は黒か紫だな」

「聞いてませんホント全然聞いてませんってか手に持つの止めてください」

「俺はピンクがいい。白も好きだけど」

「だから聞いてねぇよ。もう!段ボール返して!」

「おっと。まあ待てって」

「つかよ、いつの間にでかくなったんだ?男もいねぇのに」

「たしかに育ってんな。昔は男みたいだったのに」

「ぶっ殺すぞモノクロカラー」

「チッチッチ、俺の髪の毛は銀色ですぅ」

「で、どうやってでかくしたんだ?」

「知るか!遺伝じゃないの!?」

「そーいやオメーの母ちゃんでかかったな」

「…銀時、そういう目でなまえの母さん見てたのか」

「…サイテー」

「違う違う!俺はヅラと違って人妻好きじゃねぇ!」

「…チカヨラナイデ、天パ」

「なまえェェ!」

「遺伝ってすげーな。触らせろ」

「アホかエロ助。自分の彼女の乳でも触ってな」

「分かった」

「ってギャァァァ!何揉んでんのォォ!あたしは彼女じゃない!」

「お、なかなか」

「ちょ、高杉代われ」

「じゃあオメー後ろからな」

「オッケー」

「だからオッケーじゃなァァい!…ひっ」

「…いい声出たな」

「…な」

「マジ揉むなっ、こ、のっ、」


ドッカーン!


「なまえー、生きてやすかー」

「総悟ォォォ!」

「おーよしよし。片付けば終わりやした?」

「あと下着だけ」

「ならさっさとやっちまいましょう」

「ごほっ、あのガキィ」

「つーか室内でバズーカはねぇだろ」

「でも揉めたしいっか」

「だな」

「いっか、じゃねェェ!アンタたち早く片付けて行くよ!あっちはみんな終わったって!」

「「はいはい」」




所変わって隣のシェアハウス。




「卒業後もアイツらとつるむなんて思わなかったんだけど」

「あたしは銀時と晋助が同じ大学だったことにも驚いたけどね」

「ハッ。驚かせてやろうと思ってな」

「すっごい驚いたわ。しかもまさかのルームシェアとか」

「なまえに物件案内見せといて正解だったぜ」

「だから晋助ここ勧めてきたのね。せっかく新しい友達できると思ったのに」

「幼馴染みの方が気楽でいいだろ?」

「まあねー」

「俺としては高杉は100歩譲っていいとして」

「後から契約したのはテメーだろォ、銀時」

「なんで隣のシェアハウスにアイツらいんの?え、ストーカー?」

「しかも同じ大学だしね」

「なまえと高杉と総一郎くんは法学部で」

「銀時とトシが経済学部」

「近藤と地味が…どこだ?」

「妙を追って看護学部。山崎は将来の夢なんだって」

「卒業したって結局俺たち一緒なんだな」

「4年間退屈しなさそう」

「俺は4年間でなまえのカップを2つ上げるのが目標だな」

「はあっ!?」

「あ、俺もやるー」

「バッカじゃないの。ああもう今からシェアハウス山崎と換えてもらおうかな」

「山崎揉めってか」

「だからなんで揉むの前提なの!」



「つかテメーら喋ってねぇで早く集まれ!」



「「「はいはい多串くん」」」

「だから多串じゃねェェェ!」




 

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