短編
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Ｑ、沖田双子が双子じゃなくて、全くの他人で真選組にいたら恋人とかになるのでしょうか？
「室伊さん、質問ありがとうございます！」
「こんな辺鄙な場所までありがとうごぜぇやす」
「じゃあ回答いっくよー！」
「それにしても面白ェ質問がきたな」
「全くの他人だったら恋人になるか、かあ。どうだろ」
「今現在の設定でいったらありえねーな。妹だし」
「（設定って）たしかに。もう兄と妹、の枠があるからね。ってか総悟が恋人とかイヤだー」
「ハッ、それは俺の台詞でィ」
「（シカト）だって考えてみてよ室伊さん。ドＳで調教が得意で頭がカラで真っ黒い笑顔しか浮かべないんだよ？イヤじゃない？」
「イヤなわけねーだろ。俺、銀魂の夢小説界じゃ人気なんだぜィ」
「あー聞こえないキコエナイ。夢小説とか聞こえない」
「顔がよくて声もよくて真選組一刀の扱いが上手いときた。こりゃモテて当然でさァ」
「自分で言うなよ」
「それに室伊は俺が好きでここに来てんでィ」
「ホントに自分で言うなよ。ってか室伊さんはあたしが好きでここに来てんの」
「は？」
「は？」
「「…」」
「ってか話逸れたね」
「だいぶ逸れたな」
「今のあたしたちが恋人になるのは考えられないけど、管理人が即興で赤の他人ver出会い篇を考えてみたから、読んでみて！」
「ドッペルゲンガー？」
「アンタ誰でィ」
「そういうアンタは？」
「生意気な女は嫌われるぜィ」
「性悪な男は嫌われるよ」
「「…」」
「ってもこれからよろしくしてくんだから、初っ端から喧嘩するのはよくないよね。あたしはなまえ。一番隊副隊長よ」
「副隊長？聞いてねー」
「朝会にいなかったアンタが悪い」
「アンタじゃねーよ。沖田総悟でィ」
「知ってる」
「…」
「あはは！そんな顔しないで。これからよろしくね、総悟！」
「いきなり呼び捨てかい」
「いいじゃん同い年だし」
「ハッ。足引っ張るんじゃねーよ、なまえ」
「はいはーい！」
「どうだった？室伊さん。あたしは読んでないから分かんないけど、短すぎ＆即興すぎてごめんなさい。って管理人が言ってたよ。一体どんな内容だったんだか…」
「初めっから他人だったら恋人になる可能性は０じゃねーよな。だって他人なんだし」
「他人同士が知り合って恋人になるんだもんねー。無きにしも非ず」
「難しい言葉知ってんじゃねーかい」
「総悟より頭はいいからね」
「（…やっぱ可能性０でさァ）」
「あれ、もうお昼じゃん。総悟食堂行こう！」
「おー。室伊、またよかったら遊びに来てくだせェ。待ってやすから」