短編

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Q、サディスティックガールのヒロインちゃんは魔女見習いと黒猫の着流しをお持ちのようですが、他にはどんなのがありますか?


「柚希さん質問ありがとー!遅くなってごめんなさい!」

「管理人は極度のジ○リ厨だから理解できない回答もあるかもしれないけど、まあのんびり読んでくだせェ」


「服はいさ兄ととっつぁんから贈られるのが多いんだけど、この前着た魔女見習いと黒猫の着流しは自分で買ったんだ」

「ターミナル近くにジ○リショップがあんだっけ?」

「そう。そこに色んなのが売っててね、昨日は湯屋のネズミと鳥が描かれた着流し買ってきた!今日の夜着るんだあ」

「また買ったのかィ。他に何持ってたっけ?」

「風の国の姫がメーヴェに乗ったやつと、飛行石とロボット兵のやつと、某子供にしか見えない生き物大中小と、目がエメラルドの猫の置物と、火の悪魔と、小人の女の子と、ロマンの塊のパイロットと…」

「ちょい待て、お前まさか全種持ってんの?」

「そんなことないよ。あと青春まっしぐらなやつと、海の幼女と、ダンディな賢者と、父親を待つ美人ちゃんのは買えてない。くう、早く欲しい!」

「海の幼女って…あれだろ?なまえ、総悟好きー!っていう」

「台詞に脚色があるけどそうだね」

「脚色じゃねーやい」

「拗ねないでよ」

「拗ねるわけねーだろ。つかこの前イケメン魔法使いのイヤリング買ってなかった?」

「買った!鑑賞用にね」

「鑑賞用?」

「つけないで部屋に飾って1人でにやにや見るの。すっごい幸せ」

「へえ、寂しいやつでさァ」

「SMグッズみながらにやにやしてる総悟よりはマシだから」

「机の上に飾ってあったヤツがそうかい?」

「うん。イケメン魔法使いの指輪とか飛行石とかセラミック刀とか飾ってあるよ」

「セラミック刀!?」

「ユパさまああああ!」

「いやいやそういう返しを期待してたわけじゃねーし。その刀切れんのか?」

「切れるよ。いさ兄と試し切りしたらいさ兄の刀がぽっきり」

「切れ味良すぎでさァ」

「だって王蟲の殼より削り出したセラミック刀が貴様の装甲を貫くぞだからね」

「この内容ジ○リ知らないヤツだったら絶対意味通じてねーな」

「ね。ごめんね気持ち悪くて」

「知ってた」

「コルァ」

「柚希も飽きてきただろうし、まとめに入るか」

「はぁい。えっと、着流しはもうコレクションの勢いで買ってるよ。寝る時用だけど、寝る時も幸せな気分でいられるから重宝してる」

「質もいいしなァ。今度俺も買おうかなー」

「ホント!?ならロマンの塊のパイロットが描かれた着流しがオススメですよ!」

「お前はショップ店員か」

「サイズ色々あったし、あたしも新しいの欲しかったからお揃いにしようよ!裾にパイロットが乗る飛行機があって、袖には雲と美女の帽子があって」

「分かった分かった。んじゃ今から行きやすか」

「やったあ!あとねあとね、サクマドロップが水玉みたいになってる着流しが」

「切なくなるからやめろィ」





 

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