Novel
□Story1
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あれから私は平和島静雄さんと仲良くなったり、紀田正臣君の黄巾賊に入ったり、いわゆる重要キャラと交流を深めた。
そして私がトリップしてから数年後、いよいよ物語は始動し始める。
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「羽音、さぼんないで仕事して」
私がぼぉっと外を眺めていたら臨也にそう注意された。
「あっ!そうそう、この間頼まれた仕事終わった帰りに四木さんに会いましたよ。アイス貰ったんです」
「へぇ。あの四木さんが・・・皆羽音にはあまいからね」
「それで、今度仕事頼みたいから二人で来てくれって」
「・・なんで二人?」
「臨也一人だと裏で余計なことまでしそうだからだそうですよ。信用ないですね」
「その代わり羽音が信用あるからいいんだよ。」
私は今この家の雑用と臨也の仕事を手伝わせてもらっている。
でもまわってくる仕事は危なくないものばかりで、むしろ助けてもらったことも多々ある。
少し前のブルースクエアとの抗争の時に怪我した時は皆に凄く心配されたし、起こられたなぁと苦笑する。