黒猫と三毛猫(小説)
□◇プロローグ
1ページ/1ページ
私立池照学園
通称イケ学
全寮生の男子校で、まさに王道!というような学園。
驚異のホモ率を誇ってます(嬉しくないけどね!!)
そして王道らしく、生徒会も皆イケメン。
親衛隊もあるらしい…。
俺はそんなイケ学の1年、小山祐一郎です。
ちなみにゲイでもなければバイでもなく。
王道転校生で変装してて?
カツラと眼鏡の下は美形!
…なんてこともなく。
本当にふっつーの高校生。
平凡受け?が流行ってるみたいですけど、俺とは無縁の話。
そんな怖い流行こなくていいですって。
そんな平凡な俺はもちろん生徒会に気に入られて〜なんてこともなく、平和な学校生活を満喫中。
ついでにいうと、同室者がイケメン不良…なわけはなく、俺と同じ平凡の優等生。
あ、俺は優等生じゃないけどね。
今は女の子成分がなさすぎだから、動物が唯一の癒しになってます。
飼育委員なんですよ、俺。
俺以外仕事してるの見たことないんですけどね…。
いやむしろ他に飼育委員がいるかが謎。
でも俺の好きな可愛い動物のせいで…
平凡な俺の生活が変わりました。
.