逆十字架
□うた
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毎夜
聞こえる歌声
透き通った
音の様な声音
導かれるように
誘われるように
樹海から抜け出す危険な行為
けれど足は止まらず
いつからか
それは
当たり前
不可思議な力を迸らせ
銀の髪を風に靡かせ
歌う
人ではない
同属でもない
お前
遥かな居城のエントランスで
遥かな闇の空に向かい
鎮魂の様な唄を・・
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