11/08の日記
00：56
なんの疑問も抱かないから、逆に罪悪感
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うたプリ(藍那)
暇つぶし、程度の、気持ち
性質の悪い悪戯
はた迷惑
でも、仕方ないでしょ？
僕だって不思議なんだ
こんな事を思うなんて
しようとするなんて
してしまうなんて
薄暗い感情は
まるで
予報外れの憂鬱な空模様
鈍い色した雲は分厚く
いつまでも晴れない
いっそ
雨でも降ればいいのに
ただ曇り続ける
「那月」
いい加減、鬱陶しいんだ
こんな感情は
「仕事が終わったら
僕の家
遊びに来ない？」
さっさと振り払って
元の僕に、戻りたいんだ
「いいんですか！
わぁ…！
藍ちゃんのお家に遊びに行けるなんて
すっごく嬉しいです」
「翔には内緒だよ
今日は、那月だけ、特別」
重苦しい何かは
背中にのしかかって
色を持たないはずの僕の顔を
歪ませる
醜い
この顔
晒してしまうのは那月だけ
それでも
「フフ、分かりました
二人の内緒、ですね」
こうなる
馬鹿な那月
この顔を見ても
何も気付かないというの？
歪みきって
澱んだ色をした僕の顔
のしかかる重さは
背を押すだけ
「じゃあ、また後で」
「はい！」
元の僕に、戻る為
犠牲にするモノ
(本当、馬鹿…)
この感情を、殺す日
待ち望んだ日
「…さっさと僕を嫌いになってよ」
ただ曇り続ける心の空
雨でも降って、壊れればいいのに
…本当は二度と
晴れてはくれないと知っているんだ
色は混ざれば、白には戻れない
芽生えたのは予想外れの健気な罪悪感
まるで
この感情に意味があるかのよう
恋してしまうなんて
愛しようとするなんて
そんな事を認めてしまうなんて
僕だって不思議なんだよ
だから、仕方ないでしょ？
はた迷惑
性質が悪い、この精神
ごめんね那月
襲われにくるなら
止めてなんて、あげない
触れて
壊して
嘲笑って
"遊びだよ"って
囁いてあげる
そのほうが、まだ
僕らしい…はずだから
だから、ねぇ
この薄暗い痛みから
早く、解放してよ
暇つぶし、程度で、いさせてよ…
::+::+::+::+::+::+::+::+::
さすが、なっちゃん。
惚れたの認めたくない藍ちゃんの話
…なんだか性格悪くてごめんなさい(滝汗
ちなみに、シリアスオチ…と見せかけて
結局、この日
(那月がうっかり喋ってバレて)
翔ちゃんも一緒に遊びに来ちゃって
なんだか△で凄くフレンドリーしちゃって
計算してないぞ…!!!
ということになります。
実はほのぼのなんですよ！←
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