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□口づけだけなら
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「よぉっ!かごめ!…これは貰ってくぜ!」
つむじ風と共に鋼牙参上。
「ぁっ!…弥勒ぅ〜〜!」
鋼牙は来るなり一瞬で犬夜叉をさらって行ってしまい、弥勒ぅ弥勒ぅと、犬夜叉の声の山彦が消えた時には、つむじ風すら見えなくなっていた。
「私の犬夜叉がっ!」
「犬夜叉ならすぐに戻ってくるさ」
「そうよ。弥勒様、元気だして!」
男性陣にとって、犬夜叉は注目の的。ピンッと立った犬耳、さらさらの綺麗な白銀の髪、琥珀色の目、幼さの残る顔、あどけない寝顔…全てが可愛く見えて仕方がない。その結果、男性陣は毎日毎日犬夜叉を取り合っている。
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