Sweet Holiday
□Sweet Holiday 3
1ページ/5ページ
【YOUside】
JH「名無しさん、大丈夫?」
「うん。大丈夫。」
YF「緊張してるだろ?」
「そりゃぁ…」
YF「俺たちなら大丈夫だよ^^」
「うん。そうだよね…!」
ついに今日はデビュー曲の初披露。
韓国に来てたくさん練習したし…
大丈夫だよね。
それにみんながついてるもんね。
MN「僕も緊張する…。」
YF「みんなで円陣くもう。」
JH「そうしよう。」
ヨンファの掛け声で円陣を組んで、気合を入れる。
そして本番。
YF「行こう!」
5人でステージへ出て演奏が始まる。
始まってみると緊張はとけていき
ヨンファと顔を合わせる。
楽しい。
ワクワウしてドキドキがとまらない。
いつもの5人で最高のステージができた。
ステージを終えて、5人で打ち上げをしようとスーパーに寄り、食材を買って宿舎へと帰る。
JS「今日はまじで最高だったね!」
MN「うん。すっごく楽しかった!!」
YF「まじで最高!やばいよ!w」
「あはは^^すぐご飯作るから!待っててね〜」
JH「あ、僕も手伝うよ^^」
「本当?ありがと^^」
キッチンへ行き、ジョンヒョンと2人で食事の用意をはじめる。
JH「今日うまくいってよかったな^^」
「うん。すっごく楽しかったし…。一安心^^」
JH「これから頑張ろうな。みんなで^^」
ジョンヒョンと話ていると、ミニョクがひょっこり顔をだした。
MN「なんかさ、2人っていい感じだよね^^w」
「いっ、いい感じって…」
JH「何言ってんの?」
MN「だって、仲いいじゃん〜」
「それは、昔から知ってるからであって…」
JH「そうだよ^^俺たちは昔から仲いいの〜!」
そこへヨンファがやってきた。
YF「ねぇ、まだ?」
「あ、ごめん。もう出来る!」
YF「早く。」
そう言うと、すぐにリビングの方へ行ってしまった。
MN「ヒョン、どうしたんだろうね?」
なんか、機嫌悪い…?
どうしたんだろ?
さっきまで楽しそうだったのに…。
気になりながらもささっと料理を終わらせる。
「おまたせ〜^^」
気にしないように笑顔を作り、リビングで待つ3人のもとへ料理を運ぶ。
JS「おっwやっとだww」
MN「美味しそう〜!!」
料理を運び終え、全員席に着く。
さりげなく、ヨンファの隣に座ってみる。
「たくさん食べてね^^」
YF「あぁ・・。じゃぁ…初ステージの成功に!」
全員「乾杯っ!」
少しそっけなかったが、ヨンファの掛け声で打ち上げが始まる。
5人で今日の感想を言い合う。
反省も忘れずに。
こうゆう時のヨンファはすごくかっこいい。
音楽に真剣で…メンバー思いで…
好きになるまでに時間はかからなかった。
今は忙しくてそれどころじゃないんだけど…
そばにいたいって思う。
YF「これから先、何があっても初心は忘れないで、練習をしっかりして、俺たちらしく…頑張っていこう。」
そう言ったヨンファの顔はすごく期待にあふれているようで、さっきの機嫌の悪さは消えていた。
見つめていると、ふとこっちを向いたヨンファ。
どきっ
ヨンファは何も言わずにこっと笑った。
それだけで心臓が破裂しそうなくらいはまった。
「そ、そろそろ後片付けしちゃおうかな!」
自分の顔が赤くなるのを感じ、お皿を持って立ち上がる。
YF「俺も手伝うよ。」
「え…?ありがとう…。」
逃げるはずが…。
2人きりになるとさらに意識してしまい、無言でお皿を洗い続ける2人。
でも、この沈黙も私には苦痛ではない。
ドキドキもするけど・・なんかだか落ち着ける。
ヨンファもそう思ってくれてたらいいな。なんて思ってしまう。
「よし。終わり。ありがとね^^?」
YF「…おう。…明日も朝早いから…早く寝ろよ?」
そう言いながらヨンファは私の髪をくしゃっとした。
ヨンファの行動ひとつひとつがわたしの鼓動を早くする。
「うん。ヨンファもね^^」
わたしは、冷静を装って笑顔を向ける。
YF「おやすみ^^」