Sweet Holiday

□Sweet Holiday 3
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【YOUside】


JH「名無しさん、大丈夫?」


「うん。大丈夫。」


YF「緊張してるだろ?」


「そりゃぁ…」


YF「俺たちなら大丈夫だよ^^」


「うん。そうだよね…!」





ついに今日はデビュー曲の初披露。






韓国に来てたくさん練習したし…



大丈夫だよね。


それにみんながついてるもんね。



MN「僕も緊張する…。」


YF「みんなで円陣くもう。」


JH「そうしよう。」




ヨンファの掛け声で円陣を組んで、気合を入れる。




そして本番。




YF「行こう!」




5人でステージへ出て演奏が始まる。



始まってみると緊張はとけていき



ヨンファと顔を合わせる。



楽しい。


ワクワウしてドキドキがとまらない。




いつもの5人で最高のステージができた。



ステージを終えて、5人で打ち上げをしようとスーパーに寄り、食材を買って宿舎へと帰る。




JS「今日はまじで最高だったね!」


MN「うん。すっごく楽しかった!!」


YF「まじで最高!やばいよ!w」


「あはは^^すぐご飯作るから!待っててね〜」


JH「あ、僕も手伝うよ^^」


「本当?ありがと^^」



キッチンへ行き、ジョンヒョンと2人で食事の用意をはじめる。


JH「今日うまくいってよかったな^^」


「うん。すっごく楽しかったし…。一安心^^」


JH「これから頑張ろうな。みんなで^^」



ジョンヒョンと話ていると、ミニョクがひょっこり顔をだした。



MN「なんかさ、2人っていい感じだよね^^w」


「いっ、いい感じって…」


JH「何言ってんの?」


MN「だって、仲いいじゃん〜」


「それは、昔から知ってるからであって…」


JH「そうだよ^^俺たちは昔から仲いいの〜!」



そこへヨンファがやってきた。


YF「ねぇ、まだ?」


「あ、ごめん。もう出来る!」


YF「早く。」


そう言うと、すぐにリビングの方へ行ってしまった。


MN「ヒョン、どうしたんだろうね?」



なんか、機嫌悪い…?



どうしたんだろ?



さっきまで楽しそうだったのに…。




気になりながらもささっと料理を終わらせる。



「おまたせ〜^^」


気にしないように笑顔を作り、リビングで待つ3人のもとへ料理を運ぶ。


JS「おっwやっとだww」


MN「美味しそう〜!!」


料理を運び終え、全員席に着く。


さりげなく、ヨンファの隣に座ってみる。



「たくさん食べてね^^」


YF「あぁ・・。じゃぁ…初ステージの成功に!」


全員「乾杯っ!」



少しそっけなかったが、ヨンファの掛け声で打ち上げが始まる。



5人で今日の感想を言い合う。



反省も忘れずに。




こうゆう時のヨンファはすごくかっこいい。




音楽に真剣で…メンバー思いで…




好きになるまでに時間はかからなかった。




今は忙しくてそれどころじゃないんだけど…



そばにいたいって思う。



YF「これから先、何があっても初心は忘れないで、練習をしっかりして、俺たちらしく…頑張っていこう。」


そう言ったヨンファの顔はすごく期待にあふれているようで、さっきの機嫌の悪さは消えていた。


見つめていると、ふとこっちを向いたヨンファ。



どきっ



ヨンファは何も言わずにこっと笑った。



それだけで心臓が破裂しそうなくらいはまった。



「そ、そろそろ後片付けしちゃおうかな!」



自分の顔が赤くなるのを感じ、お皿を持って立ち上がる。



YF「俺も手伝うよ。」



「え…?ありがとう…。」



逃げるはずが…。



2人きりになるとさらに意識してしまい、無言でお皿を洗い続ける2人。



でも、この沈黙も私には苦痛ではない。




ドキドキもするけど・・なんかだか落ち着ける。




ヨンファもそう思ってくれてたらいいな。なんて思ってしまう。




「よし。終わり。ありがとね^^?」



YF「…おう。…明日も朝早いから…早く寝ろよ?」



そう言いながらヨンファは私の髪をくしゃっとした。



ヨンファの行動ひとつひとつがわたしの鼓動を早くする。



「うん。ヨンファもね^^」


わたしは、冷静を装って笑顔を向ける。


YF「おやすみ^^」
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