神尾受けV

手を伸ばせば届く距離
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「っ、てぇ…!」

「逃げんなよ、神尾」


すぐ隣にベッドがあるにも関わらず、乱暴に床に押し倒された。
そのまま引きちぎるように服を脱がされ、素肌を晒される。

セックスをするとき、切原はいつも真っ赤な目で俺を見る。


「切原、待てって、っ…」

「お前が目の前にいんのに、待てるかよ…」


そう言って俺の首筋に吸いつく切原。小さな痛みと共に残される赤い印。

俺は逃げたりしないのに。

抵抗しないでいると、肩口に歯を立てられる。


「いっ……切原、痛えって…」

「痛いの、好きだろ?」


別に好きじゃない、と言おうとするが、自身を刺激され言葉は嬌声に変わる。

快感に弱い体は一度溺れてしまえば言うことを聞かず、俺はもう切原に成されるがままだ。



結局その日も何度も抱かれ、いつの間にか気を失うように眠りに落ちた。




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