四天宝寺

こんなスリル、滅多に味わえないよ
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「ちょ、謙也さんアカンて……」

「ええやんか。我慢できへんねん」

「今日はアカンて言うてあったやないですか」



電気を消した俺の部屋で、小声で話す俺ら。


「それはわかっとったけど…やっぱムリや。スマン」

「っぁ、ちょ……」


身を捩る俺の服の中に謙也さんの手が入ってきた。

小さく声が漏れる。


「アカン、ほんまにアカンて……」

「何で?何かあるん?」

「今日は甥がまだ起きてんねん」

「え?まだ?」


謙也さんが枕元の時計を見る。


「もう1時やで?」

「何か夜中に好きなアニメの再放送があるんやて。頑張って起きてんねん」


オカンたちは絶対部屋入ってこんから声抑えときゃええけど、アイツの場合はそうはいかん。

勿論鍵はかけとるけど、言い訳できんやろ。


「大丈夫やて。声出さんかったらバレへんよ」

「ドアホ。声かけられたらどないすんねん」

「俺がなんとかしたるから…なぁお願いv」

「しつこいわ」

「ほな挿れへんから。な?抜くだけ」

「…………はぁ」


俺も甘いな…

けど俺かてヤリたないわけやないし、まぁしゃあないから渋々頷いた。


「バレたらほんま絶交ですからね」

「おおきにv」




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