氷帝U

2人の立ち位置
8ページ/11ページ




「長太郎…それ、気持ち悪いッ…」

「すぐによくなりますから…少し、我慢してください」


よくなるわけないだろ、こんなの。

圧迫感しか感じないのに。


「はっ…はぁ、あぁッ!?長太郎っ、ソコ、やだぁ…」

「ここが、いいんですね?」


長太郎の指が一点を掠めたとき、電流が走ったみたいに体が跳ねた。

長太郎は気をよくしたみたいで、指を2本に増やした。


「あ、あぁ、ソコばっか…や、やあぁ!」

「宍戸さん可愛い…早く、挿れたい…」

「あぁ!やぁッ、ダメ、やだっ…」


気持ちよくて、自分が怖い。

マジでおかしくなりそう。


「あ、あぁッ!長太郎っ、もう…い、れてッ!」

「え?でも…」

「早くっ…も、我慢できねぇっ…」


長太郎の指は気持ちいいけど、もっと奥に刺激がほしい。

初めてなのにこんなに疼くなんて、俺変態なのかな…


「まだ、ダメです」

「やッ!あ、あぁッ、長太郎っ…」


長太郎は嬉しそうな顔をしていたけど、指を3本に増やして中を弄り続ける。

もう後ろが疼いて、たまらない。


「長太郎っ、やだ!焦らすなぁッ…」

「傷、つけたくないんで…すみません、少し待ってください」

「あ、あぁッ、やだぁ、長太郎っ!」


いつになったら挿れてくれるのか、涙を流しながらもどかしい快感に耐えていると、ようやく孔から指が抜かれた。


「長太郎っ…」

「待たせてすみません。俺も、もう限界ですっ…」


長太郎も自身を取り出し、俺の孔にあてがった。


「痛かったら、すみません」

「いいから、早くっ…」


長太郎が腰を進めて、先端が俺の中に入り込んでくる。

指とは比べ物にならない太さで、予想以上に痛い。


「っは…い、うぁ…」

「すみません、宍戸さんっ…」

「謝んな、って…う、く…」


焦って早く挿れなくてよかった。こんなに痛いなんて思わなかったし。



次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ