氷帝U
□2人の立ち位置
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「長太郎…それ、気持ち悪いッ…」
「すぐによくなりますから…少し、我慢してください」
よくなるわけないだろ、こんなの。
圧迫感しか感じないのに。
「はっ…はぁ、あぁッ!?長太郎っ、ソコ、やだぁ…」
「ここが、いいんですね?」
長太郎の指が一点を掠めたとき、電流が走ったみたいに体が跳ねた。
長太郎は気をよくしたみたいで、指を2本に増やした。
「あ、あぁ、ソコばっか…や、やあぁ!」
「宍戸さん可愛い…早く、挿れたい…」
「あぁ!やぁッ、ダメ、やだっ…」
気持ちよくて、自分が怖い。
マジでおかしくなりそう。
「あ、あぁッ!長太郎っ、もう…い、れてッ!」
「え?でも…」
「早くっ…も、我慢できねぇっ…」
長太郎の指は気持ちいいけど、もっと奥に刺激がほしい。
初めてなのにこんなに疼くなんて、俺変態なのかな…
「まだ、ダメです」
「やッ!あ、あぁッ、長太郎っ…」
長太郎は嬉しそうな顔をしていたけど、指を3本に増やして中を弄り続ける。
もう後ろが疼いて、たまらない。
「長太郎っ、やだ!焦らすなぁッ…」
「傷、つけたくないんで…すみません、少し待ってください」
「あ、あぁッ、やだぁ、長太郎っ!」
いつになったら挿れてくれるのか、涙を流しながらもどかしい快感に耐えていると、ようやく孔から指が抜かれた。
「長太郎っ…」
「待たせてすみません。俺も、もう限界ですっ…」
長太郎も自身を取り出し、俺の孔にあてがった。
「痛かったら、すみません」
「いいから、早くっ…」
長太郎が腰を進めて、先端が俺の中に入り込んでくる。
指とは比べ物にならない太さで、予想以上に痛い。
「っは…い、うぁ…」
「すみません、宍戸さんっ…」
「謝んな、って…う、く…」
焦って早く挿れなくてよかった。こんなに痛いなんて思わなかったし。