四天宝寺

愛をください
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「は、ぁ……んんっ…///」

「は…ちょっと、辛いけど……声、我慢してな……」


俺の下で、汗と涙を流しながらシーツをぎゅっと噛み締める財前。

辛いだろうとわかっとっても、俺は腰を動かすのを止めない。


「んん、ひぅ…んんーッ///」

「ん…めっちゃ気持ちええ、財前…」

「んんぅ…ふ、く…」


とっくに視界はぼやけているだろうに、懸命に俺と目を合わせようとする財前。

いつもは照れて顔隠すくせに、今日は穴が開くくらいにじっと俺の顔を見ている。


「財前…あんま、見られると…恥ずかしいんやけど……」


いつも財前が嫌がっても見ようとする俺やけど、やられると恥ずかしい。

俺も余裕のない表情しとるやろうから、あんま見られたない。


「や、って…謙也さんの顔見んと、怖いっ…」

「え…?」


財前の口から、唾液で濡れたシーツが落ちる。


「ちゃんと、愛されとるって…実感したいっ…」


うわあああぁーッ……


「あっ、何でデカくっ…///」

「お前可愛すぎっ…止まらへんっ、好きや!」

「あ、あ、あぁ!もうアカンっ!謙也さんっ…」


財前は体を小刻みに震わせて、果てる直前に俺にぎゅっと抱きついた。

俺も抱きしめ返し、すぐに自身を抜いて、財前の腹部に吐精した。






「は……はぁ…///」

「は…あっぶな…中で出すとこやったわ。あと4時間もせんうちに学校やのにな」

「は…はは……そうっすね…」


財前は力なく笑って、俺に抱きついた。





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