短編夢小説
□【名前変換無し】ランさん夢
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帝国の宮殿で働いていて、初めて嬉しいことがあった。
先日、設立されたばかりの特殊警察イェーガーズに配属されたラン様に一目ぼれをした。
太陽の光を浴びて煌めく金糸の髪、何かを秘めているような瞳に女性と間違えかねないほどの中性的な美しさ、落ち着いた振る舞いでありながらも、帝具所有者と聞いている。
あぁ、なんて素晴らしい人なのだろう。
あの人を遠くから眺めるだけで普段の仕事の疲れも吹き飛んでしまう。
「おはようございます」
「っお、はよ、ざいます!」
あの人に挨拶されただけでも1週間はずっと幸せな気持ちになるのだ。
ラン様はまるで、天から降りてきた天使のようだ。あの人がずっと宮殿にいてくれるなら私もまだ仕事を頑張れそうな気がする。
彼がいるおかげで、生きているのが楽しい。
ラン「ウェイブ、最近誰かに見られている気がするんです」
ウェイブ「え、そうなのかよ。大丈夫か?」
ラン「いえ…まぁ、大丈夫だとは思いますが…」