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□第10回拍手文
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Quarter


「ねぇねぇ玉章」

「なんだい?」

「あたしみたいに妖怪の血が4分の1しか入ってない奴、知らない?」

「急にどうした?」

「・・・なんかさ、どっちつかずなんだよね、あたし」

「・・・」

「妖怪にも人間にも適応出来ない、そんな感じなんだけどさ」

「・・・僕はそのままの君が好きなんだけどさ」

「そう言ってくれると気が楽だけどさーやっぱ不安なんだよね、これでも」

「居場所が無くなったら僕の所にくればいいさ」

「・・・そーだね」
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