何だ貴様…。

悪いがここでお前を討ちとらせてもらうぜ。

ふん。
生意気なｶﾞｷめ。
わざわざ城外に出てくるとはな。その自信が命取りだ。

子供に剣を向けるのは後味悪いが…お互い将軍…手加減しないぜ。

人を見かけで判断しないことだ。手加減したら貴様など一瞬で消しｽﾞﾐだぞ。

口だけは一人前だな。行くぞ！

ぐあぁ！
何？後ろから？

くく。

囲まれた…奴を入れて14人…。

貴様などに俺が直接魔法を使うまでもない。

こいつら…全員魔導士か！？

俺の側近…最後の晩餐。ﾒｲﾝﾃﾞｨｯｼｭはお前だ。いや、お前じゃ前菜程度かな。

うぉぉおおぉぉおぉおおおあああぁぁあああ！

爆炎魔法のｵｰｹｽﾄﾗ…今晩は良く眠れそうだ。

ぐっ…。

ほぅ…まだ息があるとは。流石にｱｻﾞﾙﾄの連中はしぶといな。
さぁもう一度だ。

うっ…。
ﾘﾘｱｰﾇ…！

何っ！？
魔法を撃ち返して相殺したっ！？

はっはぁっ…分が悪い…退かせてもらう！

逃がすな！
止めをさ…！？

魔法を相殺させただけでなく、最後の晩餐にぶつけ返すとは…な。

くく。
面白い奴だ。
次は俺自ら相手をしてやろう。