華籠恋謳

□七夕Party!
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Ahー…悪いな小十郎。手間かけさせちまってよ…」
「いえ、こういう行事は久々ですからな。長さはこれくらいで宜しいですか?」
「OKOK!上等だ」



政宗の部屋の前を通りかかるとようやく仕事を終わらせた政宗が顔を出す。



今日の為にと今まで溜まりに溜まった仕事を珍しく真剣にやった甲斐あって全て片付き、政宗はどうやら短冊を作っていたらしい。



「どうせあいつらは書きたがるんだろうと思ってな、これだけありゃ足りるだろ」
「そうですな、そろそろいらっしゃっても宜しい頃合いでは?」
「そうだな…」
 
 
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