華籠恋謳

□visione del futuro
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一歩庭に踏み出し手を上げてのびをすると政宗はなるべく足音を立てない様に城内をうろうろとし始めた





(さて…馬でも乗るか?あんまり城ん中に居ると小十郎に見付かりかねねぇ……ん?)






柱の影からちら、と見えたのは黒い衣…






(……あれは…小十郎、だな……)






何故外に出ているかは分からないがとにかく見付からないように来た道を帰ろうと振り向いた政宗
























ドンッ!!





「うわっ!」
「ぎゃっ!」
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