華籠恋謳
□visione del futuro
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「………飽きた」
ごろん、と政宗は畳の上に寝転がった。
戦の後処理やら戦の間に溜まりに溜まった政を終わらせる為に政宗は自室に篭ってはいるのだが…
今日に限って筆の進みが遅い上やる気も失せて来て、なかなか仕事は進まない
それで一人で紙に向かっていると次第に飽きてきてしまった
「………気分転換だ」
隣の部屋にいるであろう小十郎にバレないようにこっそりと障子を開け、外に置いてある草履に足を入れる
「……っと…」
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