華籠恋謳

□獣眼
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認めたくなんか、なかった





ずっと、共に居てくれると




アイツだけは俺を裏切ったりしないと、そう思っていた。







なのに…











戦で、大敗した。

しかも死んだとされていた松永との戦で



俺は勿論松永に負けるつもりは無く、冥土に送り返してやろうと意気揚々と戦場に立っていた



右に小十郎、左に成実を従えて







戦況はこちらが圧倒的有利。



“つまらない戦”




そう思いながら進んでいた俺は気づいていなかった。



いつの間にか、兵の数が激減していた事に
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