遊戯咏

□落花流水・九
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あの枕投げ対決勃発から約2時間後


五人は祭の中心地、四条に繰り出して居た



「うわ〜…折角風呂入ったのに汗だくだよ…」
「全くだぜ…誰かさんのせいで…」


じろり、と政宗に睨まれ元就に林檎飴を買っていた元親は声を荒げて反論する


「参戦しなけりゃ良かったんだろうが!当てたのは謝っただろ」
「ついさっきだろうが!俺にも何か奢りやがれ!」
「アァ?元就とお前じゃ重要度が違うんだよ!」
「喧しい貴様の罪を認めよ元親」


美味しそうに姫林檎の林檎飴を舐めて居た元就が扇子を扇ぎながら言う。
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