遊戯咏
□魔女と使い魔〜最終章・幸村と慶次〜
1ページ/14ページ
先日政宗殿に小十郎殿と言う使い魔が出来た…。
ついに使い魔を持っていないのは某だけになってしまったでござる…。
「そんなにあせってもよいけっかはまねかれませんよ?」
「!謙信殿…」
庭で槍を振るっていた某に背後から声がかかった。声の主はこの屋敷の主、謙信殿。
「あせらずそのときをまてばよいのです。ひととひとのえにしはひつぜん、まじょとつかいまもおなじです…あせればことをしそんじる、わかりますね?」
「はい…ですが……」
「?」