遊戯咏
□落花流水・八
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「………某は……」
「こんな事……っ!」
「…………俺は…自分の為に……を……」
落花流水・八
〜六人 京の都へと〜
七月十六日
彼等は新幹線のホームに居た。
「某新幹線は小さい頃以来でござる!」
「我もだ」
スポーツバッグを肩に掛けた幸村とスーツケースを引く元就が珍しげにホームをうろつく
「久々だけどそこまでは…」
「な。」
「俺も」
滑り込んで来た新幹線に乗り込み、五人は一路京都へと向かった。
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