09/27の日記

22:37
理を目指して
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◎暁美ほむら成り代わり

・捏造設定、ご都合主義あり
・成り代わり少女が少々暴走気味
・クロスオーバー要素あり
・腐向け要素あり、CP要素あり


元オタクな少女が暁美ほむらに成り代わった
但し、思い出したのは本編が終わった後
前世知識を思い出したおかげで魔獣編で原作改変に成功し、叛逆の物語につながる事はなくなった
しかし、無茶をしたのでソウルジェムが限界を迎えて別世界に転生

次に生まれたのはハラジュク
立場的には要未来だが容姿が茶髪ではなく黒髪
名前も暁美未来
そのまま原作通りに父親を探しに魔界へ
そこで成り代わり少女は思いつく

(私がホシガミになれば良くない?)

カミになれば円環の理になった愛しのまどかに会えるし、キュウべぇにドヤ顔が出来る!
そして、色々あって選択の時
ホシガミを倒そうとしたら、彼女から悩みを聞かされる
それは対となったジャシンの存在
カミの座を譲り渡す前に彼女と和解したいと申し出るホシガミ
二人の関係を聞いた成り代わり少女はかつてのまどかと自分の関係を思い出し、その頼みを了承する

そして、白の書の本編へ
本編と違う所は刹那も成り代わり少女も積極的に将来達に関わっていく
色々あって刹那も成り代わり少女もホーリーチルドレンなので、天界でも大暴れ
する
ジャシンとホシガミの和解を見届けて、正式なカミとなった成り代わり少女
因みに元凶であるラグエルとナタナエルにはしっかりと説教をした

その後はまったりとカミをしながら、部下のゼブルと刹那のカップルや嵩治に迫られる将来を見守ったりしている 
まどかに会うため試行錯誤中
因みにナガヒサとエレジーもくっついており、皆の恋路を微笑ましく見守っている

※この話における主要デビルの契約状況(パートーナーデビル除外 エレジーのパートーナーはアスモデウスと仮定)※

◎成り代わり少女(カミとしての部下もいる)

・ルシファー
・ホシガミ
・ジャシン
・ベリト
・ノルン 
・魔界にいる魔王達

◎刹那
・ゼブル
・フェゴール

◎永久
・ミカエル
・ウリエル 

◎エレジー
・ラファエル

◎将来
・パク
・ハーミル

◎嵩治
・ラグエル
・ナタナエル


以下、お試し書き
魔界と天界及びヴァルハラの関係を捏造しています


※※※



随分と遠くまで来たわね。
そんな事を考えながら、私は大きく息をつく。

「ここがヴァルハラね。パパの友達も随分と大層な名前をつけたわね」
「そうね」

私の名前は暁美未来。
前の名前は暁美ほむら。
色々あってカミやってます。

「御言葉ですが今回の件、本当に介入するつもりですか?」
「ベリトは反対?」
「はい。貴方様がこの世界に介入する必要はないかと」
「心配してくれてありがとう。でも、何か嫌な予感がするのよね」

カミになって日はまだ浅いのだが、大体の事は把握できている。
学校に行っていた刹那達からデビルが地上に出たという報告を聞いたときにはびっくりした。

「確かにこの世界はノルンの愛し子達が創った世界だから、私が創り直した世界とは関係がないよね」
「でも、未来はココにいる事を許されているのよ、ベリト」

ベールの言葉を聞いたベリトは何かに気がついたようにハッとした表情を浮かべる。
生真面目で察しが良い、部下としては満点なこの仲魔を私は気に入っている。

「ヴァルハラの運命と三つの世界が絡まり始めている……?」
「そういう事。だから、私はカミとしてこの世界のシステムを確かめる義務がある」
「そういう事ならば。このベリトの力、好きにお使い下さい、アケミ様」
「ありがとう、ベリト」
「いえ。兄が申し訳ありません」

彼の言う兄とは私の部下でもあるゼブルの事だ。
すると、デビフォンが鳴ったので私は通話に出る。

「もしもし。刹那」
『未来。お前は大丈夫か?』
「私は大丈夫よ。他の皆は?」
『俺達は大丈夫だが、念の為に将来達がデビルの掃討に向かった』
「そう。ゼブルに伝えておいて。こっちに合流しなくても良いから、地上の方は任せるって」
『分かった。伝えておく』

通話を終える。
まあ、私が言わなくてもゼブルは地上を守ると思うけどね。
嫁である刹那の為に。

(あ、エレジーからメール。同じ事が天界でも起き始めた、か)

色々あってゼブルと刹那はお付き合いしている。
だからこそ、高城絶斗として彼は同級生として学校にいるのだ。
学生を辞めた私の代わりとして。

「何か分かった?」
「ええ。多分、ヴァルハラそのものが侵食されている」
「そうなると、世界のシステムそのものに限界が来ている可能性がありますね」

本当なら関係者であるノルンを喚ぶのが手っ取り早いのだが、暫く前から彼女の喚ぶ事が出来なくなった。
つまり、そういう事だ。

「時空関連か…。私らしくなってきたわね」
「楽しそうね、未来」
「当然よ。私には目的があるから、こんな所では立ち止まれない」

とりあえず、デビルチルドレンと接触しましょうか。
これがヴァルハラの転換期というのなら、きっとこの世界にも存在しているはずだから。


***



「本当に申し訳ありませんでした……」

ダークパレス、オルゴールルーム。
そう頭を下げるのは時の三姉妹。
彼女達が頭を下げる相手は一人の少女。

「本当に大丈夫なのか?アキラ」
「多分大丈夫じゃないかな」

ゲイルがそう尋ねてくるが、俺はそう返すことしか出来ない。
まさか、謎の助っ人である暁美さんがいなくなっていたルシファーの娘だとは思わなかった。

「本当に分かっているのか?」
「……」
「悪いわね、アミちゃん。巻き込んで」
「いえ!とんでもないです!」

ヴァルハラの代表として呼ばれたアミは暁美さんの言葉にそう返す。
三姉妹を問いつめている赤いデビルは見た事がない。

「アケミ様は巻き込まれた事に対しては怒っていない。お前達が私達に何も言わずに解決しようとした事に怒っている」
「え……?」
「まあ、確かに私はカミとしては新米だけど、そんなに頼りないかな?ウルド、ヴェルザンディ、スクルド」

かけられる言葉はどこまでも優しいもの。
その表情は父親であるルシファーに似ているような気がする。

「とにかく、今度からちゃんと相談しなさいよ。立場はどうであれアンタ達は未来の仲魔なんだから。この子をカミとして敬う気持ちは止めないけどさ」
「ベール様……」
「ホシガミの部下は皆真面目よね。ベリト、何でアレだけああなったの?」
「アレが例外なんですよ、ベール」

ため息をつくベリトと呼ばれたデビル。
すると、暁美さんはルシファーの方に視線を向ける。

「パパもそう!緊急システムが発動した時、驚いたんだから」
「すまなかった」
「いつか、まどか再会してにパパを紹介するまでは私に付き合って貰うから」
「ああ、分かっている」

にこにこと微笑む彼は親の顔をしている。
この光景を見たらシュンの奴とかは驚くだろうな。

「じゃあ、ノルンに戻って」
「「「仰せのままに」」」

三姉妹の声が重なり、夢で見たあのデビルの姿になる。
あれがノルン……。

「じゃあ、ヴァルハラを私の庇護下に置くね。今のままだとノルンと例の二人頼みになるから」
「それでテンマ様は大丈夫ですか?」
「大丈夫。ちょっと力に対して世界が狭すぎたから支配領域が増えるのは歓迎」

すると、彼女は一枚のリボンを取り出す。
そのリボンは鍵になり、何かが開く音がする。

《プログラム起動。システムラグナロクの対象にヴァルハラを追加》
【鍵の承認確認。新しい支配領域にプログラムラグナロクを実行します】

響くのは機械音声。
そして、少しの振動がして鍵はリボンに戻っていた。

「これで良し。罰としてノルンは暫くパパの監視もとい手伝いね」
「分かりました」
「未来」
「ゼブルでも良いけど?」
「ノルン、任せた」
「お任せを」

暁美さんから告げられた名前に、ルシファーの表情が凍りつく。
不思議そうに首を傾げるアミとゲイル。

「見届けありがとう、アキラ君にアミちゃん」
「構いません。テンマ様のお話は私が責任を持ってヴァルハラに広めておきます」
「ん、宜しくね。しかし、シュン君は何でこんな力を求めたのか」

ため息をつく暁美さん。
俺は思わず口を挟む。

「こんな力?」
「そう。光と闇の融合した先、即ち神になる力。皇帝が狙うのは分かるけどね」
「それは……」
「ヴァルハラの人々は魔界や天界の事を殆ど知りませんから」

疑問に答えたのはアミ。
すると、暁美さんが俺に説明を始めてくれる。

「今回の騒動でヴァルハラと私の世界が繋がったのよ。皇帝達はこのプログラムを求めていたと思うけど、彼らにはこのプログラムを起動出来ない」
「え?」
「このプログラムには色々と起動条件があるのよ。皇帝達もシュン君もその条件を達成出来ないから、パパを殺した所でどうにもならなかったわ」

そう言いながら瞳を細める暁美さん。
口には出していないが、自分の父親に手を出した事に対して怒っているのは分かっている。

「未来」
「大丈夫よ、パパ。ヴァルハラも大切にするわよ。そもそも、滅ぼすつもりなら手助けなんて最初からしない」

だって情を持ったらやり辛いから。
そう怪しく微笑む彼女はまさに神であり、悪魔のようにも見える。

(ああ、だから……)

彼女はテンマなのか。
ヴァルハラの一部に細々と伝っていた伝承。
その内容を思いだしながら、俺はその光景を刻みつけるのだった……。



***


筆が乗ったらまどかとの再会編もやりたい
以下、軽い人物設定


◯暁美ほむら成り代わり
色々とあってホシガミの後継者になった魔法少女
カミとしての名前はテンマ
カミになった時に魔法少女としての能力も取り戻している
改めてまどか世界の理不尽さを思い出して破壊を決意している
基本的に自分の領域にいる者には優しいが、それ以外には冷淡で冷酷
本家ほどはまどかや他の魔法少女に執着していないために、彼女達が自分を拒絶するのなら記録と記憶の抹消も考えている

◯ベール&ベリト
成り代わり少女の理解者
身内である刹那とルシファーに頼まれて彼女の行く末を見守っている

◯ルシファー
成り代わり少女の父親
彼女の前世も知っており、カミを目指す成り代わり少女の背中を押した

◯刹那
成り代わり少女の異母兄弟
色々あってゼブルとは婚約関係
将来は彼の仕事をしつつ、父親の後を継ぐつもりではある

◯アキラ
デビルチルドレン
魔界で成り代わり少女と出会う
ルシファーの娘でカミサマな事に驚いた
カテゴリ: その他成り代わり

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