戦国BASARA

□さよならのあとに
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とても静かなこの部屋。
鳴り響く時計の音。
誰も、居ない。
さよならのあとに

あいつと居るときの幸福感をこういう時間に思い知らされる。

俺にはあいつが必要だということを思い知らされる。

さっきまで一緒にいたのに。

少し離れるだけでこの虚無感。

どれだけ依存しているのだろう。

我ながら情けない。


もっと触れたい、

もっと傍にいたい、

もっと、もっと、



期待を膨らませながら特別な着信音がなる携帯を手に取る
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