戦国BASARA
□風邪
1ページ/4ページ
意識が浮上する
額がひんやりと冷たい。
耳を澄ませると誰かがせわしなく動いているようだ。
同居人ではないことは確かだ。
では誰が…
そこまで考えて目を開ける。
扉の前には彼がいた。
「幸村?」
「まさむねどの…!
ど、して…?」
「ちょっと待て」
差し出された彼の手には水の入ったコップ。
「飲むか?」
「あ、はい…」
そういえば喉がからからに乾いている。
受け取って全て飲み干す。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ