戦国BASARA
□さよならのあとに
1ページ/3ページ
異常なくらい静かなこの部屋。
有るのは時計の音だけ。
俺以外に誰も、居ない。
さよならのあとに
彼と居ることの必要性をこういう時間に再確認する。
俺には彼がいないと駄目だということを再確認する。
さっきまで一緒にいた筈なのに。
少し離れるだけでも心に空く穴。
どれだけ溺れているのだろう。
我ながら滑稽だ。
もっと触れたい、
もっと傍にいたい、
もっと、もっと、
逸る気持ちを抑えながら携帯を手に取る。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ