戦国BASARA

□風邪
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意識が浮上する

額がひんやりと冷たい。
耳を澄ませると誰かがせわしなく動いているようだ。
同居人ではないことは確かだ。
では誰が…

そこまで考えて目を開ける。
扉の前には彼がいた。
「幸村?」


「まさむねどの…!
ど、して…?」
「ちょっと待て」
差し出された彼の手には水の入ったコップ。
「飲むか?」
「あ、はい…」
そういえば喉がからからに乾いている。
受け取って全て飲み干す。
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