灰 色 の 夢
急な坂道を登った
白く煙り何も見えない
暗い曇り空を見上げてた
灰色の雲は途切れる事なく
目が覚めて気が付けば
いつも通りの僕がいて
頬には涙の跡
真っ白なベッドの上には
自由になった僕はいるけど
隣に君はいない
※
いつも いつも
ずっと空を見て
こんな遠くまで来てしまったよ
きっと きっと
いつかきっと
こんな日が来ると思ってた
愛情 愛想
尽かせて君は消えてゆく…
※
そんな夢をいつも見ていたよ…
嵐の後の夜の街並み
月の光が雨粒に輝く
晴れた星空を見上げてた
灰色の雲は風に流されていた
どうして人はいつも
大事なモノを失ってから
後悔ばかりするの?
そして僕も立ち止まって
夕暮れの空を見ながら
涙ばかり落としてる
※ R e p e a t ※
置いて行かれる
君の心の痛みなど
考えずに生きていた
抱いて 抱いて
もっとギュッと抱いて
ずっと君と一緒にいたかった
泣いて 泣いて
泣いて泣き疲れて
瞼を腫らしているよ
いつも いつも
今はずっと
君の事だけ思っているよ
強く 弱く
ソッと包む
君の心が恋しいから
もしも今君が
僕の心に
戻れるというなら
何も言わず抱かれておくれ…