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□女顔
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「み、ミカゲ君。私達は何があってもミカゲ君の味方だから」
え、雨堤さん? 僕は本当に男の子だよ?
別にそんな重い過去とか、そんなもの全然無いからね?
「大丈夫だよ! 水溜もミカゲく・・・じゃなかった、ミカゲちゃんを守ってあげるから!」
だから僕は男だってば! ちゃんと下半身にも証拠がついてるし!
上半身にも柔らかい膨らみなんか全く無いし!
「・・・大丈夫」
ちょ、ユカンさんっ。そんなに僕を抱きしめないで。
今はみんなとそんなに変わらないけど、身長だってこれから伸びるし、力だってこれからー・・・。
「これ着てみる?」
「ジャスティス!! ミカゲっ、女子だというのに男の格好をしてるとは何事か!!」
「ボーイッシュな女の子・・・良いっす!」
く、クヨウ君・・・。その服は明らかに女物じゃ。
夏越君、僕じゃない、君が間違ってるって!
というか、別に女の子が男の子の格好したって良いんじゃないかな。
鳥待君、頬だけは染めないで!!
「だ、誰か助けてぇ!!」
いっそ宿題で呼び出されればいいのに!
「おい、テメェらうっせ・・・・・・おもしろそうだし、しばらくほっとくか」
fin.
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自分もたぶん、ユイカイ派に回ると思います←
第3者ほど楽しい位置はないよ!(酷い)