左目探偵AFTER


□お前は誰だ!
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信じられない。いや、信じられるはずがない。


確かに兄ちゃんは死んだ。だって最期看取ったのは、俺なのだから・・・。


「何で・・・兄ちゃん?」


でも目の前に、兄がいる。訳がわからない俺に兄ちゃんは微笑んで言った・・・。


「本当に兄だと信じますか?愛之助『様』・・・?」

「あ、愛之助・・・さま?」


どういうことだ。何で兄ちゃんが俺に・・・『様』?


「に、兄ちゃんは俺をそんな風に呼ばない。お、お前は誰だ!」


どんなに外見が兄ちゃんだからって、簡単には信じられない。俺は問い詰めた。

そしてソイツは・・・


「失礼しました。私は貴方に仕えている者です。分かりやすく言うならば・・・











・・・私は貴方の
『左目』にいます。」

−END
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