Novel2
□ifのおはなし
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大家さんもみるくさんもまだ寝てた様なので、バレずに家を出れた。
そして俺は、先生に会うまで考えていた。・・・・・・女になったからと言って胸揉みたいとか女湯除きたいとか"ピー(自主規制)"したいとか思わないな、と。
てか、むしろもとに戻りたいと思う。
いや、でもこれはチャンスか?!・・・やめておこう、何となく。
そんなこと考えているうちに、先生のアパートに着いた。
インターフォンを押して待ったが、なかなか出てこない。
「先生ー、俺だよ。愛之助!借金取りじゃないから!」
そう言うと、やっと開けてくれた。だが、
「・・・部屋間違えました、すいません。」
男性が出てきたので素直に謝り、先生に会いに行こうとした。
「ねぇ・・・さっき愛之助って・・・。まさか、田中愛之助?」
「何で俺の名前を・・・?」
先程の男性が俺の名前を当てた。・・・女になった俺見たあと名前聞いて不審に思わないのか?
「愛之助・・・信じてくれないかも知れないけど、私狭山瞳・・・だよ?・・・こんな姿だけど・・・。」
「えっ?!!!!!」
男性は狭山瞳と名乗った。・・・もしかして、これは・・・。
「先生、もしかすると、全ての人の性別が変わってるのかもしれない!!」