左目探偵AFTER
□もう一人の弟
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俺は頭を下げてお願いした。だが、
「・・・すまない。私の部署の捜査はかなり危険なものだ。君を巻き込む訳にはいかない。」
「しかし小向部長!愛之助君は我々の捜査に大きく貢献してくれました。これからも力になってくれると期待してます!」
「私からもお願いします!愛之助は弟として、お兄さんの計画した事件を解決したいんです。」
なんと、加藤さんもお願いしてくれた。それに続いて先生も・・・。
「愛之助君の気持ちは私も分かる。君が、どんな方法を使ったのかは知らないが捜査に協力していたことも福地から聞いた。・・・それでも、駄目だ。」
「・・・・・・わかりました。無理なお願いをしてすいません。」
俺はバックアップしてもらうことを諦め、また左目に頼るしかないと思った。