Fleur D'Anemone Book
「はあ……」
盛大な溜息がこぼれる。
私のまわりの貴族ヴァンパイア達も同じように溜息をついている。ああ、御二人とも本当にお似合いだ、これで玖蘭の純血は滞りなく続く。
あちこちから賞賛の声が上がり、感嘆の声が漏れる。
でも、私の溜息の理由はそんなのじゃない。
アネモネの花
〜Fleur D'Anemone〜
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