It is a sunflower!!

□第3話
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ルフィコールが始まり、割れ頭が怒鳴った

連続攻撃が全てルフィにあたる


「なによ…そこまでしなくても…!」



そこまで攻撃を受けてもまだ立ち上がる
ラストスパート

お互いに殴りあう、ラッシュだ

でも割れ頭がルフィに勝てるわけない、おされてる

そこででた、ノロノロビーム


動きが止まった



倒れたのはルフィ、いや動いたのが、ルフィだった



「…頭使ったな」

ルフィが握っていたのは鏡だ、それでノロノロビームを跳ね返した


「“ゴムゴムの…蓮接鎚矛”!!」

動けない割れ頭にルフィの、フレイルとかいう技が決まった



「あと10秒」

ゾロが横目でおれを見た

にっこり微笑み返すと、目をとじて


「……あと8秒」

そう言った


カウントダウンが始まる

なぜかフォクシー海賊団のやつらまで始めてしまったが、きっと何のカウントか分かっていないのだろう



「“3”!!」

「“2”!!」



「“1”!!!」




「“0”!!」

それと同時に割れ頭が吹き飛んだ


「やったーーーっ!!」

みんなと一緒に飛んで喜んだ



「オヤビーン!!」

割れ頭は海におち、それを助けようとフォクシー海賊団が観客席の前に詰め寄る



「え、ちょっ!!」

思ったとおり観客席は崩れた








「…まったく無茶しやがって」

チョッパーがルフィの治療を終えた、ルフィの体は包帯でぐるぐる巻きだ…


「こいつぅ!こいつぅ!」

「つつきすぎだ!!重傷なんだぞ!!コンニャローー!!」

「心配ばっかりかけて…!何がアフロパワーよ」

「ナミさんアフロはスゴイんだって」

「サンジちょっとバカっぽい」

「………」

「ごめんなさい」

サンジに両頬を片手でつかまれ、睨まれた



「ん…」

「あ!!気がついた」


ルフィがゆっくり目を開けた



「あ…あれ!?ゲーム!!ゲームは!?……おれ、勝ったと思ったのに……夢か!?」

「大丈夫だ、勝ったよ…」


ルフィがばたっと、起こした体をまた倒した


「よかった……」

「安心して観てたぞ、おれは」

「ウソつけ」

「考えたら、この船出て海賊やる意味ねェんだ、おれは」

「へへ…でも、楽しかったよな」

「フフ……」

みんなが安心したように、それぞれの反応を見せた


割れ頭がルフィに近付いてきた

どうやら握手を求めてきているようだ、けど


「でりゃーっ!!“くやしまぎれ一本背負い”!!!」

ルフィの腕を掴んで背負い投げをしたかったのだろう

だがルフィの腕は伸び、ルフィは一歩も動かないまま、割れ頭が頭を打った



「ぶはっ」

「バカかお前は」


ゾロが呆れたように、ツッコミを入れた



そういや勝ったおれたちは選ばなきゃならない

たしか船大工が欲しいとかいっていたが

ゴツイおっさんとか、サングラスかけた男とか、お色気お姉さんとか…

でも選ぶのは自由


「海賊旗をくれ!!!」


だがルフィは迷わず海賊旗を選んだ






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