It is a sunflower!!

□第7話
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「く…ハァ、抜けた…!」

瓦礫からやっと足が抜けた

周りはもう火で囲まれてる…急がないと


パウリーとアイスバーグに近寄る

二人共気を失ってはいるが、息はある…あとチョッパーも探さないと!


「迷ってる時間はないな…」

落ちていた刀でロープを切った

多分ゾロの刀だ



その時

ガラッと何かが崩れる音が、


「あ、…チョッパー!」

「…シーク」

「よかった…」

本当によかった

もう時間はない…二人を背負って飛び降りるしかねェな


「悪いけど…アイスバーグ頼む」

こくん、と無言で頷くチョッパー

チョッパーもだいぶやばい、限界が近いはずだ


片手にゾロの刀を持ち、パウリーを担いだ

熱いし痛い…久しぶりだなこんなにケガをしたのは



「行くぞ」

窓を蹴り破り、チョッパーと一緒に外へ飛び出た


「トナカイと、誰だ!?」

「アイスバーグさんと…パウリーさんを背負っているぞ!!」



消火活動をしてる社員達か…

うあ…やば、意識が…



どさっ


おれとチョッパーはその場で倒れた




「す…すぐに手当てを!!!」

「すごい火傷だ!!」

「おい!!こいつらどうする」

「そいつらもだ!命の恩人だぞ!!」


社員達の声が遠くなり

そこでおれの意識は途切れた












バシバシバシッ!


「いてェ!!?」

手荒い起こし方だった…


「二人共、よく聞いてよ」

とナミはロビンがアイスバーグに話したことを聞かせてくれた

でもおれは知っていたのでチョッパーほど喜びをあらわにしなかった

そしたら


「ちょっとシーク、あんたなんでそんな冷静なのよ」

と睨んでくるので

「え、だって知ってたし」

といえば、はああ!?とよく分からない顔をされた



「実は隠れて聞いてたんだよ」

「だったらなんでロビンを連れ戻さなかったのよ!!」

「…そのときにはもう、手錠をつけられぐふっ!」

「もーーこのばかっ!!!」

今度は腹にきたか…

おれ今結構重傷なんだよ



「シーク!あんたもルフィたちを探して!!」

「りょうかい!!」

「待てお前ら……」

「!」


アイスバーグに声をかけられた







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