颯大と李亜

□誕生日(製作中)
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今週の土曜日は颯大さんの誕生日。
一緒に暮らして…というか付き合い始めて、初めての颯大さんの誕生日。

「もうすぐ…颯大さんの誕生日ですよね」
「あぁ」
「何か…欲しいもの…ありますか?」

内心、おっかなびっくりで聞いてみた。

「オマエが笑ってれば、それでいい」

チュッ

優しく笑って、軽いキスしてくれる。

颯大さん…本当に欲しいもの…ないのかな…?
颯大さんなら、エッチしたいって言うと思ったんだけどなぁ。
ちょっと覚悟してたんだけど…逆にどうしていいかわかんなかいな…。

ポフッ

颯大さんの厚い胸板に顔を埋める。

「オマエ、オレがヤラせろって言うと思ったんだろ?(ニヤッ)」

首を横に振るけど、そんなのバレバレで…。

「そんな要求しねぇよ。オマエが笑ってりゃ、それでいい。喘ぎ声はいつでも聞けるしな」
「…ッ…颯大さんッ…」

キュッ

颯大さんのパーカーの袖を掴む。
颯大さんは優しく頭を撫でてくれる。

「李亜」
「ぅん…ンッ…」
「オマエのその甘い声、たまんねぇ」

首筋につくキスマーク。
李亜への愛情表現でもある。
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